『命と向き合うデザイン』
モデルの読解
モデルとしての、
「形式=関係」
「内容=要素・要因」を、
少し、考えてみます。
これらはそれぞれ、
「関係=コンテクスト(context)」
「要素・要因=コンテンツ(content)」と
置き換えられると考えられます。
contextは文脈と訳されます。
「脈」とは『漢字源』(学習研究社/藤堂明保)によると、
「右側の字は、水流の細く別れて通じる様。
脈はそれを音符とし、
肉を加えた字で、
細く別れて通じる血管」とあります。
ここで今度は、
「context」を見てみます。
語源はラテン語の「contextus」とあります。
「con-」+「textus」=「together」+「to weave」となり、
textusを一緒に織り込んでいくことを
意味します。
textusとはtextの語源になった言葉で、
元々の意味は「woven cloth」、
そして「web」です。