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‡ リバタリアン・パターナリズム① ‡

数年前に流行った内容ですが、 改めて最近リバタリアン・パターナリズムという言葉を、 いくつかの記事で見ました。 自分自身の覚書として書いておきます。 [ libertarian ] 自由意志論を主張する。特に思想・行動の自由を主張する。自由論の;自由(意思)論者の。 an adherent of libertarianism. a person who advocates civil liberty. a person who believes in free will. [ paternalism] 父親的温情主義 the policy of restricting the freedom and responsibilities of one's subordinates or dependents in their supposed best interest. パターナリズムの方は、昔の辞書の見てみるとわかりにくいですが、 英英辞典の方が明確です。 つまり、リバタリアン・パターナリズムとは、 言葉の意味だけを考えると、相反する二つの概念をつなぎ合わせた言葉、 となってしまいますが、 それでは概念として成り立ちません。 当時の本を良い直しつつ、改めて振り返ってみます。

『Consilience Design』   

 菌に対する

菌に対抗する言葉を整理する。 消毒とは、 「病原菌を殺し感染を防止すること。  焼却・  煮沸・  日光・  紫外線・  蒸気・  薬物などによる。」 意味としては「減菌」というものが合っているかも知れない。 文字通り、対象の菌を害のない程度まで減らすことである。 殺菌とは、 「細菌などの病原体を死滅させること。  煮沸・  殺菌剤・  紫外線などを用いる。」 ただし、その程度や対象を含まない概念であるため、 有効性に対する保証がない言葉である。 除菌とは、 「細菌を取り除くこと。」 これも程度や対象を含まない概念で、菌を減らすことである。 滅菌とは、 「無菌状態をつくり出すこと。  熱・  薬品などによる。」 対象に存在している微生物およびウイルスを全て死滅または取り除くこと。 抗菌とは、 「細菌の繁殖を抑制すること。」 これも程度や対象を含まずに、菌の増殖を妨げること。 重要なことは、 対象と程度の組合せを間違えてはいけないということ。 人体にし対して、滅菌を行えば、 それは人体の細胞おも殺すことを意味する。 逆に、口に含むモノを殺菌だけすれば良いのか、といえば、 それもまた問題がある表現となる。