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伝わるメッセージ

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レンジファインダーカメラで撮るようになってから、 写真の中にできるだけ人や生物を入れたいと考えています。 動きが見えるかどうか、と共に、 そこに 意思 を見て取ることができるかどうかに、 要点があると感じています。 写真中程に写っている人は、 ドアから出て来て、明るい方に目を向けています。 たったそれだけのことでも、いろいろなことが想像されます。 もしも、そこに強いメッセージ性を感じることができる写真が撮れるならば、 それは作品と呼べるのかもしれません。

アノニマス?

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芸術の秋、ということなのでしょう、 岡山県内でも色々なところでイベントが開催されていました。 その中の一つに、 岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2019というものがあるのですが、 市内の様々な場所に点在する形で展開されていました。 旧内山下(うちさんげ、読めないです)小学校にて発表されていた、 いくつかの作品を見て来たのですが、 やはり、逆に色々と考えてしまいます。 慣れと相性が必要なのかもしれません。 その小学校内にあった、一つのポスト(?)。 それに惹かれました。 各所のプロポーションと、 そこに付いている一錠の鍵。 その可愛らしさに興味を覚え、撮ってみました。 アノニマスなのか、 デザイナーさんがいるのか、 古いモノなのか、 新しいモノなのか、 調べてもいないのでわかりませんが、 こういったモノに惹かれるのは、 デザインなのかもしれません。

アートとデザイン

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よく作品展の情報をいただき、美術館に見に行きました。 太田三郎という方の作品で、 切手を使って表現する、というものです。 現代アートは、ついつい「理解できない」ということを考えてしまい、 腰が引けてしまうのですが、 この方は元々がデザイナーということからか、 何かすんなりと受け入れることができました。 アート、特に抽象的な作品に関しては、 100人いれば100通りの受け取り方があるのが良い作品、 という話を院生時代に聞いて以来、だいぶ気楽になりました。 その人が受け取るように受け取れば良い、という主観の世界。 デザインとの差異を強く感じます。

変化する考え

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今日はピンホールカメラ を持っていくのを忘れていました。 家を出てちょっとしたところで気が付いたのですが、 時間のこともあり、仕方がないかと。 そうしているとかえって 「あ、ここ撮ってみたいな」などと思えてくるから不思議です。 デジカメが普及し、いつの間にかメモとしての写真が当たり前になっていました。 しかし、やっぱりカメラは作品を撮るものなのかもしれません。 作品、と言っても大層なモノという意味ではありません。 自分の考えや想いを写すという意味での作品です。 そういう考えで写真に向き合えるようになったのは、 自分にとって良い変化です。 写真はある日の商店街です。 休日にも関わらず少ない人通りが雰囲気をつくっています。

展示空間

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研究室がある建物の一階部分には、 展示できる空間があります。 広い空間に可動式の壁兼パネルボード、 それに展示台があります。 しょっちゅう色々な展示がされているため、 写真のように空いている時間は珍しいです。 授業の課題を一時的に展示する場合が多いわけですが、 何気なく通っている時も、やはり目に入り、 気になるものです。 人らから見られる、ということは、 それ自体が強い刺激になります。 自分の作品がなくとも、 自分が関わったものが並ぶ、ということだけで、 十分に強い刺激です。 人に見せる。 人から見られる。 大切なことです。

課題展示

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学内にはちょっとした展示空間があり、 事前に申請し、スペースが空いていれば、 学生の授業課題などの展示を行うことができます。 今日はその展示方法について、 一緒に担当している先生方と打ち合わせを行いました。 どう展示すれば、 多くの人に見てもらえるか。 作品同士を比較しやすいか。 何よりも、美しい展示になるか。 そういった意見をぶつけあい、 現場で確認し、いくつかの項目を決めて行きました。 短時間のやり取りですが、スピーディで気持ちが良い時間です。

美術館

昨日、久しぶりに美術館に行きました。 タイミングが合わず、今回、ようやく見ることができました。 本人の作品自体は数点でしたが、 その時代背景や、関連する作品群を見ることで、 かえって、その本人の作品の独自性が見えてくるように感じました。 特に、自分自身の研究との関係から、 配置や構成について、以前よりも考えを巡らすようになりました。