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年度の末に

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今年は岡山に来て初のゼミ生が卒業していきました。 関わりは1年間しか持てませんでしたが、 それでも多くのことを学ばせてもらいました。 それぞれ新しい場所に行っても、 元気に、夢を持って頑張って欲しいと願っています。 そして、何より私自身が、 年度を重ねるごとに成長しなければいけないと、 改めて考えさせられた一年でした。

2年

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昨年に続き 、今年も共に迎えることができました。 少しずつ変わりながら、 少しずつ揃いながら、 成長していければ良いな、と感じることができています。 感謝を忘れずに生きていきます。

† 引越し †

数えてみたところ、 次で14回目の引越しになるようです。 父が銀行員だった関係から、 小さい頃は約3年単位で引っ越していました。 友達と離れたり、 つくっていた秘密基地に行けなくなったり、 遊び場が変わったり、 幼心的に色々と思うところはあったのだと思いますが、 物心ついた頃からそういう環境だったので、 「そういうものだ」と、 本能的に感じていたように思います。 そのお陰か、今でも新しい場所に行くことに抵抗はありません。 次の場所には何があるんだろう、 どんなところなのか、 どんな場所があって、 どんな歴史があって、 どんな人がいるのか、 どんな文化があって、 どんな食べ物があって、、、 と、自然に受け止めている自分がいます。 多分、掘り起こしてみれば下の方には不安があるのだと思います。 しかし、本能的に知っているのだと思います。 それ以上に、絶対に成長する機会になる、ということを。 今までのように受け身ではなく、 その機会を積極的に掴み取るために、向かっていきます。

『memorandum』     

 描くこと

自分は、絵を描くのが苦手だ、という思いを抱えて大学に入りました。 普通ならば、苦手なことをやらされれば、嫌になるものですが、 私の場合はちょっと違いました。 苦手なことは苦手なのですが、 改めて、描き方を教えてもらえたり、 そもそも描くということは、どういうことなのか、 ということを考える機会をもらえたことが重要でした。 そうなると、自分が下手だからどうのこうの、ということは、 とても小さなことで、 そんなことは、ただ只管練習するしかない、 ということもわかりました。 何よりも、「描く」ということ、そのものについて、 自分の中で落とし込むことが、とても大切なことでした。 そして、それは教員という立場になったとき、 また別なものに変わっていきました。 つまり、自分が下手、ということは、 一つの武器になったのです。 下手だから見られたくない、 下手だからなかなか描こうとしない、 下手だから・・・ というような、 「描くことが苦手な学生」が、 なぜ、そう感じるのか、 そう感じた時はどうすれば良いのか、 ということの一部が、自分の経験からわかるとういことです。 実は、私は、こういったことの集合でできているのかも知れません。

『memorandum』     

 描く

デザインに関わる仕事をしています。 小さい頃の私をよく知る人は、 まさか!と感じるかも知れません。 なぜかと言えば、お絵描きが苦手だったからです。 幼稚園の頃に描いた絵は、 壊滅的でした。 自分でも覚えているほどに、大変なものだったと思います。 それでも、褒めてくれた母に感謝です。 やがて、小中高と成長していっても、 目の前にはやたらと上手い人が。。。 そんな環境で育った私は、 ただつくりたいという想いだけで、 大学を選びました。 よく考えれば、いいえ、よく考えなくても、 絵を描くことが必要不可欠であることは疑いようもないことなのに。 大学に入ってから習った方法は、 それまでのものとは違っていました。 もちろん、目に見えるモノをきちんと描ける能力は必要です。 でも、それと同時に、 目に見えないモノ、 まだ、世の中にないモノを描くための能力が求められることになりました。 それから、かれこれ、20年弱、 なんだかんだと、描いてきたのだと思います。 もちろん、未だに、絵は褒められることはありません。 でも、いつか、そうありたいと思っています。