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微細な空気感

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テレワーク、という言葉が一般化しました。 都内の方では未だにその状況が続いているようです。 教育現場でも、やがてはそうなのかも、 という感はもちろんありますが、 まだ難しいのかもしれない、という気がしています。 ゼミや授業、それぞれ、ある意味スライドを流しながら、 ネット越しでも問題ない、といえばそんな気もしますが、 やはり細かいリアクションを見ながら動いている自分がいます。 その空気感をつかめるシステムが出来上がれば可能かもしれません。

実現する難しさ

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マスクが届きました。 ネットではだいぶ叩いている記事を拝見しましたが、 急遽、一つのプロダクトを制作し、 日本中の各家庭に二つずつ確実に配達する、 という行為が、どう考えればそんなに容易にできるのでしょうか。 「つくる」ことも、 「とどける」ことも、なかなかにハードルが高いことです。 現場サイドの人間としてはそう感じます。 しかし、だからといって、諸々が許されるかと言えばそうではない、 とも感じます。 難しく、 センシティブな内容です。

それが誕生した頃のモノ

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今、私が使っているカメラもそうですが、 昔のモノ、それ自体が誕生した初期のモノというのは、 色々な部分が必然でつくられています。 内部の仕様であったり、成形方法によるものであったり。 その上で、少し色気を出したように、 ちょっとした加工が施されている。 ある意味それはデコレーションなのかもしれませんが、 もしも、私が当時、モノづくりの現場にいたならば、 それは、あくまでもデザインであって、 デコレーションなどではない、と考えているかもしれません。 そういう意味で、モノづくりの現場は、今とは違ったかたちの 面白味があったのかもしれない、と感じます。 これは、家の近くにある動物園の中に展示されていたミシンです。

洗練された動きの集合体

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会場の設営に立ち会って来ました。 展示計画で、実際に図面を書かせてもらい、 その現場で確認するという作業を一人でするのは初めてのことでした。 写真の中に赤いラインが見えるでしょうか。 基準になる位置に糸を張り、 それをテープで固定しています。 こういった一つ一つの作業が、非常に手際よく、 洗練された流れで積み重ねられて行きました。 それでもトラブルが発生したり、 誤差が生じることもありましたが、 全ては多くの経験の上に成り立っている、と、 強く考えさせられました。 感謝です。

課題展示

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学内にはちょっとした展示空間があり、 事前に申請し、スペースが空いていれば、 学生の授業課題などの展示を行うことができます。 今日はその展示方法について、 一緒に担当している先生方と打ち合わせを行いました。 どう展示すれば、 多くの人に見てもらえるか。 作品同士を比較しやすいか。 何よりも、美しい展示になるか。 そういった意見をぶつけあい、 現場で確認し、いくつかの項目を決めて行きました。 短時間のやり取りですが、スピーディで気持ちが良い時間です。

クレー

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粘土を使ってモデルをつくる。 クレーモデルと呼ばれていますが、 自動車業界における新商品開発では、 現在でも非常に重要な工程であり、どの企業でも用いられています。 CGを用いたVRやARが発達し、 様々な空間に配置したり、 表面のカラーを変更したり、ということはすでに行われているようですが、 現物を見て確認する、という作業は、 モノづくりの現場からなくなることはないのだと思います。