† 挺 †
ある本を読んでいると、 「挺」という漢字が出てきました。 振り仮名があったため、読めたのですが、 「ぬきんで(る)」と読むそうです。 これまで見た記憶はないのですが、 少なくともそのままでは読めませんでした。 ただ、良い漢字だな、と感じたため、載せておきます。 「挺」 会意兼形声。 廷の右側の部分は、直立した人のすねが伸びたことを示す指事文字。 壬(ジン)とは別字。 廷(テイ)は、まっすぐ進む、まっすぐにならした庭などの意。 挺は「手+音符廷」で、まっすぐ前進して列の前にぬけ出ること。 解字も綺麗にまとめられた内容でした。