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空と雲と枝と

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岡山に来て、空の広さにびっくりしたことを覚えています。 昔々、学生の頃に名古屋で沢山の雲の写真を撮ったことや、 福井に行ってすぐの頃に、天気予報があてにならないから、 常に車には傘を入れておくように言われたこと、 他にも色々と空に関することには縁があるようです。 青い空に広がる雲を絡め取るように伸びた枝、 そんな三層構造が面白くシャッターを切った一枚です。

空気を撮る

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雨の中を傘をさして歩いていく、 たったそれだけのシーンなのですが、 たったそれだけのシーンを撮っている、ということに意味があると感じます。 ブツ撮り然り、 ポートレート然り、 何か対象をより良く示すように撮ることがメインであり、 それが写真だと考えていました。 しかし、スナップショットとして捉えてみると、 こんな撮り方があり得るのだな、というそれだけでも、 自分にとっては本当に大きな変化です。 その場の空気を撮っている、と言って良いのでしょうか。

曇天

急遽福井に来ることになりましたが、 その最終日、移動日は、 曇天がのぞいていました。 福井に住んだ3年間、 その最初の時に、 「天気予報はあてにならないから、常に車には傘を入れておきなさい」 そう教えてもらいました。 その時から、悪天候でも出かけることが苦になくなりました。 曇りでも雨でも、 外出するということに対して、なんの影響もない、 そう思えるようになったのは、福井のおかげです。 良い天気、悪い天気、そんな表現自体が間違いである、と、 心の底から、感覚的に思えるようになったのは、 福井に住んだからでした。