投稿

4月, 2010の投稿を表示しています

『命と向き合うデザイン』 

 “想像力と創造力”

The noise get mixed in with a series of my thought. I want to do that. I want to do this. I have to do that. I have to do this. If there is the series of my thought in perfectly isolated space, the thought continue without a break. The imaginative power can change all things. You can image your desirable figure. You can image your fine figure. The imaginative power is the creative power to decide your value. 連続した思考に、 たまにノイズが紛れ込む。 あれをしたい、これもしたい。 あれをしなきゃ、これもしなきゃ。 でも、 それらとは完全に切り離された処に、 連続した思考が宿っているのだとしたら、 一続きの思考が流れていくはず。 全ては想像力で変えられる。 自らが描く、 自らの、 望ましい姿、 好ましい姿。 その想像力が、 自らの価値を決める創造力になる。 想像力・創造力

『命と向き合うデザイン』 

 図−3

For example, let’s think about we turn “text” into “figure”. This indicates that we turn “understand with reading” into “understand with seeing”. The “understand with reading” is what plot the contents on the context in own brain to understand what this text say. And the “understand with seeing” is what understand the figure with the contents and the context by only seeing. If we compare the two, we can feel the latter is better to show the story of text. But, figure makes what we cannot see visible. I seem like a paradox. 例えば、 「文章」で書かれたモノを、 「図解」で表現することによって、 得られること。 それは、 「読んでわかる」から、 「見てわかる」への変化です。 この場合の「読んでわかる」とは、 文章を読むことによって、 読み取ったcontentsを 脳内でcontextにプロットし、 理解することです。 一方、 この場合の「見てわかる」とは、 既に、図解中にプロットされている、 contentsとcontextを見て、 理解することです。 二つを比較した場合、 contentsとcontextの関係を より明確に示しているのは、 後者とのこと。 しかし、 ここで不思議なのは、 新しいcontentsやcontextに 気がつくのも、 後者であることです。 関係を明確に示すことができる、 ということは、 関係を限定して表現している、 と受け取れます。 逆に、 新しい関係性に気づけるということは、 限定している力が弱いように感じられます。 しかし、

『命と向き合うデザイン』 

 図−2

When you think about something, you can use figure. It is generally said that using figure can change one dimension to two dimension. I wrote it’s so difficult to show the high dimension thing by the low dimension thing in my blog. So if you try to show the low dimension thing by the high dimension thing, what happens? I think you can understand it deeply. In addition, you can get across to other people. Figure makes what we can see more visible. Figure makes what we cannot see visible. And you can explain clearly other people it. Why does this happen? 「図」で考える、 という考え方があります。 一般に図を用いることによって、 一次元(text)的な表現が 二次元(figure)化できる、ということが言えます。 以前、 高い次元を、 低い次元で表現することは難しい、 と書きました。 では、 逆に相対的に低い次元(e.g. text)のモノを、 相対的に高い次元(e.g. figure)で表現すると、 どういうことが起こるのでしょうか。 これは、 「わかりやすくなる」といえます。 そして、 わかりやすくなるのは、 自分だけではありません。 まず、 見えていたモノが見やすくなります。 そして、 見えていなかったモノも見えてきます。 更に、 もっと大きな効果として、 第三者に対しても、 わかりやすく伝えることができようになります。 なぜ、 そのようなことが起こるのでしょうか。

『命と向き合うデザイン』 

 図−1

「図」 Let’s think with a figure. What do you mean? We cannot get systemized lecture about it in Japan. But, you might have this experience.For example, you have probably tabularized the experimental data. You have probably graphed that data. And you have probably seen a music score and maps. I’d like to write each difference on the dimension. 「図」で考える。 どういうことか。 日本の教育の中では あまり体系立てて教わることがないそうですが、 みんな何かしら経験していることです。 例えば、 実験データを表:tableにしてみる。 その表を図表:graphにしてみる。 また、 音楽の図譜:scoreや、 地図:mapなどもそうです。 ここではそれぞれの良さを語るのではなく、 以前も書いた次元に関して考えてみます。

『命と向き合うデザイン』 

 “逃と捨”

逃・捨 I’d like to write more Chinese character’s story. Do you know “逃” and “捨”? These words are not an antonym. “逃” means running away from something. “捨” means discarding something. What is difference between these words? Both words indicate an action with my will. And each Chinese character has each meaning. “逃” means a divided symbol of fortune-telling. “捨” means relax the handgrip and stick the finger out. I think these words were born in the battlefield. But, both words lose the original meaning. When you take a stand something, you might be told your decision is “逃” or “捨”. Then what do you think? I’m going to think the difference between these words and “resign”. 「逃げる」と「捨てる」、 二つの言葉があります。 対比の言葉ではないのですが、 比べることはできます。 ある大切な事柄に対して、 自分はそこから逃げるのか、 それとも、 自分はそれを捨てるのか。 そこにある違いは何なのか。 共に、 自らの意志があって行われる行為。 「逃」はその領域から自分自身が去っていくこと。 「捨」は自分が持っているモノを放り出すこと。 漢字の持つ意味は、 「逃」とは、 占いによって現れた左右に分かれた文様のこと。 「捨」とは、 手の力を抜いて指を伸ばすこと。 反意語は「取」。 「取」とは、 捕虜や敵の耳を戦功として手に持つこと。 古くは

『命と向き合うデザイン』 

 “サビシイ”

寂・淋・寞・寥 I’d like to write Chinese character’s story. There are four words that mean “lonely”. “寂” ”淋” ”寞” ”寥” Let’s check the meaning of some words. “寂” means the voice in the house get smaller. “淋” means rivers of tears. The Japanese chooses their words to according to their situation. “SABISHII” is completely different from “KANASHII” The word shows “JOKEI” and “KOUKEI”. 漢字の話をすこし。 「サビシイ」 という感情を表現する漢字は、 現代には4つ、 残っているようです。 寂・淋・寞・寥 この中から、 二つの意味を見てみると。 「寂」とは『漢字源』(学習研究社/藤堂明保)によると、 「会意兼形声。  叔は、  「つるの巻いた豆のかたち+小+又」の会意文字で、  細く小さい意を含む。  寂は「宀+音符叔」で、  家の中の人声が細く小さくなった様を示す。」 「淋」とは『漢字源』(学習研究社/藤堂明保)によると、 「会意兼形声。  林は、木立の続く林。  絶え間なく続く意を含む。  淋は「水+音符林」で、  あとからあとから絶えずに汁がしたたること。」 家の中と、 心の中。 残りの二つも基本的に家の中のこと。 さびしさはそのどちらにあるかによって、 漢字が使い分けられてきたようです。 「カナシイ」とは明らかに異なる、 誰かを・何かを失ったことに対する、 情景と光景を表した言葉です。

『命と向き合うデザイン』 

 あと一つ

The human’s brain is hardworking to make only one more idea. I don’t know that the brain function is due to scientific, psychological or chemical. But, I have read the contents in some books. Can you make so many ideas at once? That’s so difficult. But, you might be able to make ten ideas. Next, you might be able to pump up ten ideas. As a result you can get so many ideas. Of course, that case isn’t the ordinary. The important thing is “ten ideas” make you think you can do that. And you might feel “ten ideas” make you happy. This method is good but other problem occurs. We have to find common ground. That’s so difficult, too. You have to find common ground with looking at the goal. Otherwise the aim secretly switches with the method. あと一個。 となると、脳は俄然やる気を出します。 科学的なモノなのか、 心理的なモノなのか、 化学的なモノなのか、 忘れましたが、 以前本で読んだように記憶しています。 例えば、 「山のようにideaを出そう」、 言ってもなかなか取っつきにくいですが、 「まず、10個出してみよう」と言ってから、 「じゃぁ、  それぞれのideaから展開できる内容を、  3個出してみよう」、 という流れで出していくと、 10個どころ、3個どころではないアイデアが、 出てくると

『命と向き合うデザイン』 

 “帰と還”

When I have read an article, I have felt that something has been wrong with one word. The word is “kaeru”. There are some Chinese characters. I thought about two words. The first word is “帰”. The second word is “還”. Both pronunciations are “kaeru”. The former regard “the place to return” as important. The latter regard “the behavior to return” as important. That’s my interpretation. It is so important that you lay stress on things. “帰” : where “還” : how Even if the place to return is same, words selected by you has each meaning. That is simple to say yet difficult to do. We have to select a word with thinking about that. あるモノを読んでいる時に、 ふと、 「あれ?こっちの字なの?」、 と感じることがあり、 調べてみました。 「帰」と「還」 共通している読みは「カエル」。 調べてみると、共に回るという概念が強そうです。 更に読み込んでみると、 「帰」は戻っていく場所に意識が向いており、 「還」は円を描いて戻ることに意識が向いている、 のかな、と勝手に解釈。 つまり、 どこに重きを置いてカエルのか。 「どこに戻るのか(where)」という 「戻った先」が大切なのか。 それとも、 「どのように戻るのか(how)」という 「戻り方」が大切なのか。 例え、戻る先が一緒でも、 言葉一つで、 書き手の想いは変わってきます。 そういうことにちゃんと意識を向けていきたい。 「帰」とは『漢字源

『命と向き合うデザイン』 

 モデルの美しさ

If you feel a mock-up model is beautiful, it depends on your subjectivity. There are some kinds of human. Type-1 has never seen a mock-up model. Type-2 has seen a mock-up model. But they haven’t made it. Type-3 has seen and made a mock-up model. They get the different impression when they come in contact with mock-up model. Type-1 maybe feel a model is simple object made of paper. But, if they carefully look at a model, they notice that this model was made politely. Type-2 can compare previous model with this model. Even if they aren't related to design, they can do that. It’s quite obvious. Type-3 feels different emotion. They compare this model with their model. And they think which is beautiful. The beauty of model is not beauty of design. It’s beauty of model itself. The beauty is supported by one element. It’s nothing special. The element is polite work. Of course, there are many essential elements to make a beautiful model. But, the polite work is one of the most imp

『命と向き合うデザイン』 

 “主観と客観”

I wrote a story of like things and dislike things. Both things are subjectively based story. Previously, I have written difference between art and design. One based on the subjectivity and the other based on the objectivity. This difference is from creator’s standpoint. If you are user’s standpoint, you see both works from subjectivity. As far as design goes, users don’t think about creator thought. A creator’s objectivity and user’s subjectivity go head-to-head. As far as art goes, if users aren’t art critic, users look at the artwork with based on their subjectivity. A creator’s subjectivity and user’s subjectivity go head-to-head. This difference makes a clear distinction between art and design. 「好き」と「嫌い」の話をしました。 これらはどちらも 完全なる主観の世界の話です。 以前、 ArtとDesignでは、 主観と客観という違いがある、 という話をしました。 それは、 あくまでも「つくり手」の側にたった考え方です。 「つかい手」の立場から考えれば、 Art、Designの違いはなく、 いずれも主観によって物事を見ることになります。 Designに関して言えば、 つかい手が 「これはきっとこう考えてつくったんだろうな」などと、 客観性をもって使ってくれることはありません。 つくり手の客観と つかい手の主観

『命と向き合うデザイン』 

 “兎に角、見る”

I think about the art. When I look at the artwork, I cannot make a judgment about what is good and bad. However, I can make a judgment about what are likes and dislikes. It is important to actually look at any artworks. Anyway, look at it. You might understand something possibly. Anyway, look at it. And other times, you see without thinking about anything. Anyway, look at it. Even if you don’t know things to look, you look at it anyway. Before long, you can make a judgment about what are likes and dislikes. Do they touch your heartstrings? That is first step. You have to go to next step. 芸術に関して。 作品を見ても、 その善し悪しは私にはわかりません。 わからないというよりも、 その判断が許されていると思いません。 ただ、 好きか嫌いかはわかります。 名作と呼ばれる作品、 今、話題の作品、 ふと気になった作品、 そういったモノを実際に見てみる。 兎に角、 見てみる。 いつか何かわかるかも知れない、 と思いながら見る。 そんなことも考えずに、 兎に角、見たいから見る。 何を見たら良いのかわからなくても、 兎に角、見る。 そうすると、 自分の中で、 「好きなモノ」と「嫌いなモノ」が、 生まれてきます。 それらは共に、 心の琴線に触れているモノ、 と言えるのでしょうか。 まずはその段階。 そして次の段階へ。

『命と向き合うデザイン』 

 “心の琴線に触れる”

イメージ
I went to museum after a long time. I devoted myself to looking at paintings. I always go into their world heart and soul when I look at art works. After seeing the work, I am very tired. But this time, I was able to look at them with taking a rest. Why do I want to go to museum? I don’t know. But, I occasionally want to look at art works. I’d like to look and feel an atmosphere. And I’d like to come in contact with artist’s feeling, thinking and expression. There aren't any good reasons to do so. What’s art? 久しぶりに美術館に足を運びました。 折角なので、 頭の天辺から足の先まで、 作品に入り込みました。 入り込むと、とことん入ってしまうため、 一つの展示を見るのもやっと。 美術館の梯子など絶対無理です。 しかし、今回は、 どっぷり浸かりながらも、 お陰で、息を抜きつつ、 ほどよく見ることができました。 自分にとって、 美術館に足を運ぶという行為が 何を意味しているのか、 よくわかっていません。 ただ、 見たいと思う。 その空気に触れたいと思う。 その作家さんが 感じた事、 思った事、 考えた事、 表そうとした事、 表した事、 そういったものに 理由もなく接したいと思います。 芸術って何なのでしょう。

『命と向き合うデザイン』 

 “働き者”

The human muscle is controlled by two kind of signal. If you want to move your body below the level of consciousness, your body is moved by signal from your brain. And, if you want to move your body below the level of unconsciousness, your body moves by impulse from the spondylus. But, the cardiac muscle is neither. Suddenly, one signal starts at the heart. The signal is transmitted in the cardiac muscle. The muscle moves by the signal and the movement makes the pulse. The pulse does not stop until some kind of trouble occurs. The heart keeps moving. This thing is so amazing. Let’s think about power of the cardiac muscle. The pulse is about 70 beat per minute. 70 beat / min =4,200 beat / hour =100,000 beat / day =36,500,000 beat / year =3,000,000,000 beat / 80 years If you suppose that human’s life is about 80 years, the heartbeat is repeated 3 billion times. Of course, the heart cannot stop. When you are sleeping, your heart is moving. Can you keep not taking a rest and mov

『命と向き合うデザイン』 

 “脈”

I'd like to write a story of heart. Have you heard a word of irregular pulse? Irregular pulse is divided into several kinds. For example, if your pulsation is so fast, the irregular pulse is called tachyarrhythmia. Conversely, if your pulsation is so slow, the irregular pulse is called bradyarrhythmia. What is this trouble’s cause? To begin with, why does a heart beat? A heart is mass of muscle. Of course, blood goes through inside a heart. The muscle’s shape is tube. And, if you look carefully, you can find intimately intertwined two tubes. These tubes rhythmically move, blood is pumped. お薬の話から、 心筋細胞の話に飛んでしまいましたが、 もう一点だけ心臓でお話しします。 不整脈、 という言葉を良く聞きますが、 これにはいくつかの種類があります。 ざっくりと分けて、 一般的に耳にするのは 早くなるものを頻脈性不整脈、 遅くなるものを徐脈性不整脈と いうものでしょうか。 そもそも、 早くなったり遅くなったり、 どうしてそんな事が起こるのでしょうか。 そもそもそもそも、 心臓はどうやって動いているのでしょうか? 心臓は握り拳くらいの筋肉の塊です。 固まり、と言っても、 勿論、中を血液が通っているので、 管状になっています。 もっと良く見てみると、 2本の管が絡み合っているような形になっています。 この筋肉の管がリズミカルに動くことで、 血液が送り出されます。

『命と向き合うデザイン』 

 “心筋”

Have you heard a word of coronary? And, have you heard words of the angina pectoris and Myocardial Infarction. The coronary’s task is pumping blood to the heart. The coronary is only route to pump blood to the heart. If the route will be blocked, your heart cannot get power. The angina pectoris and Myocardial Infarction are a kind of the ischemic myocardiopathy. The ischemic myocardiopathy is caused by blocked coronary. That is too difficult. CARDIOMYOCYTE Simply put, if the heart cannot get power, the heart cannot move. And if the heart cannot get power, the heart becomes overloaded. The human who has this heart feel the pain in their chest. And, cardiomyocyte has died. In addition, cardiomyocyte doesn't recover. If you get injured, your body will recover. But, cardiomyocyte does not. Cardiomyocyte never recovers, basically. 冠状動脈、 という言葉、 聞いたことがあるでしょうか。 狭心症や心筋梗塞、 などの単語を聞いたことがある方は、 結構居るかも知れません。 冠状動脈とは、 心臓に血液を送る血管の事です。 心臓に栄養を送る手段は、 ここを通すしかありません。 つまり、 これが詰まったら

『命と向き合うデザイン』 

 “冠状動脈”

The heart needs the more oxygen. About 20 percent of all blood is used only to move the heart. A large amount of blood always goes in the heart. About the half is blood that contains oxygen enough. But, the human's heart can't take up oxygen from the blood of stream in heart. Frogs and snakes can do it. The human need the high pressure to pump blood to the head. There must not be cracks in the heart. How does the heart get oxygen? The blood vessel's name is a coronary. CORONARY 最も酸素を必要とする器官は心臓です。 血液中の酸素の約20%、5分の1が、 心臓を動かすためだけに使われます。 心臓の内側には、 常に大量の血液が通っています。 その内、 約半分は酸素をたっぷりと吸った血液です。 しかし、 人間の心臓は 自分の中を流れている血液から 酸素を摂取することはできません。 それができるのは蛙や蛇です。 人間は、 頭頂部まで血流をあげるための血圧が必要です。 そのために、 心臓内部は 血液の逃げ場がないように つくられています。 では、 心臓はどのようにして酸素を取り入れるのでしょうか。 そのための血液が流れている血管が、 冠状動脈と呼ばれているモノです。 冠状動脈

『命と向き合うデザイン』 

 “酸素濃度”

OXYGEN CONCENTRATION Do you know the measurement of oxygen concentration? That is measuring the amount of the oxygen that blood contains. Our body always needs oxygen. A normal oxygen density is from 97 to 99%. If you cause the bout with asthma, your oxygen density will decrease. When the value decreases a little, you feel stifling. It is very painful when running at this state. When I suffer an asthma attack, I think walking the place where oxygen is thin for a long time. Even if I breathe in, I cannot pick up oxygen. I can do nothing but wait to settle down. We think about some causes for this symptom. The bronchus contraction is one of them. In that case, the medicine to dilate the bronchial tube is prescribed. However, this medicine doesn't have the immediate effect either. We should wait slowly to enhance the bronchial tube. 酸素濃度 酸素濃度測定。 通常は97%〜99%です。 喘息など、 呼吸器系に疾患があると、 この酸素濃度が低下します。 ほんの数%、 94%程度になっても、 息苦しさを覚えます。 この状態の時に走ったりすると、 もう大変。 酸素の薄い場所を ずっと歩い

『命と向き合うデザイン』 

 “薬における覚え書-2”

- I do not remember whether to have drunk. That's no laughing matter. For example, there is after every meal a medicine that is supposed to be taken about every day. Can you completely execute this by self-management? This becomes a mental burden. This is to have to be solved. The most important thing is that the problem doesn't disappear as long as it entrusts the solution method to self-management. It is necessary to design the medicine with a human error always expected. In all cases, it is shown that the solution by the design is necessary. ●飲んだのかどうか覚えていない。 笑い事ではありません。 例えば、毎日・毎食後、 飲むことになっている薬。 自己管理によって 完全に実行することはできるでしょうか。 また、 そのためにかかってくる心的負担。 これは解決されなければいけないことです。 そして、 1番の問題は、 自己管理という回答に頼っている限り、 問題は抹消しません。 つまり、 薬剤は常に、 ヒューマンエラーを見込んだ状態で、 設計されなければならなくなります。 それは須く、 デザインによる解答が必要であることを示しています。

『命と向き合うデザイン』 

 “薬における覚え書-1”

- Possibility of accidental ingestion: 1. The type of drug. 2. The time to have to take medicine. 3. The amount of medicine that should be taken. - Problem of portability: It is difficult to move a necessary kind to the pill case the proper quantity and for myself. - Problem in form: The medicine is not taken out easily because it is small. But, when it is large, it is not easy to drink. It is indiscernible to the shape of the medicine because it is featureless. However, it is not easy to drink when there is a feature in shape. ●誤飲の可能性:  種類・時間・量 ●携帯性の問題: 必要な種類を、必要なだけ、 自分でピルケースに移すのは難しい。 ●形態の問題:  小さいと取り出しにくいが大きいと飲みにくい。  形に特徴がないが特徴があると飲みにくい。

『命と向き合うデザイン』 

 “MEDICINE - 薬”

What is medicine? MEDICINE - 薬 The Chinese character is 薬. The word mean grinding down seeds and leaves. The basis of 薬 is nature. Other side, what mean the “medicine”? The medicine’s origin is “medicina”. This word derived from the Latin. The mean is “physician”. The physician’s origin is “physis”. And the physis’s origin is “nature”. We often sum up the distinction between "Oriental medicine" and "Western medicine". But, the origin of words is same. 「薬」とは、 『漢字源』(学習研究社/藤堂明保)によると、 「会意兼形声。「艸+音符楽(つぶ状にする)」、  植物の実や根をすりつぶしたくすり。  また、病根をつぶす薬草のこと。  小さくつぶすの意をもつ。」 漢字の意味は、 私たちがよく知っている「薬」そのもので、 やはり自然物からつくることが基本のようです。 英語の方はどうでしょうか。 medicine -> physician -> physic -> physis -> nature あら?nature。 よく、 西洋医学と東洋医学、 という言われ方をしますが、 薬に関して言えば、 両方とも自然物へと回帰するのが、 元々の考え方のようです。

『命と向き合うデザイン』 

 “薬”

I went to the internal medicine department after a long time. And, I got the recipe. Afterwards, I went to the drugstore, and received the medicine. I was so surprised. Will it be so difficult to take medicine precisely? The medicine that I received is different a method, a kind, an amount and a time according to the medicine. I cannot remember so much a lot of information. How many people will there be the person who can imagine the form from a name of the medicine? All information is divided into parts. The design is absolutely necessary for this domain. 久しぶりに内科に行き、 久しぶりに処方箋をもらい、 久しぶりに薬を受け取りました。 そして、びっくり。 薬を飲むのはこんなに難しいこと? 種類・量・時間・方法が、 それぞれの薬によって異なります。 例えば7種類の薬を受け取った場合、 それぞれの薬に対して、 これだけの項目を覚えなければいけないと言うこと。 量(何錠とか)や時間(食後とか)はなんとかなります。 しかし、 例えば薬を、その名称を言われても、 すぐにどんな薬かわかる人などいるのでしょうか。 剰え、見ただけで、 その薬の名前がわかる人など、 薬剤師さん以外あり得ません。 そんな風に分断してしまっている情報を、 どのようにつなげて、 消費者にわかりやすく伝えるか。 これは間違いなくデザインが必要です。

『命と向き合うデザイン』 

 モデルの精度

Task: Make the cube with sides all 60 millimeters long with polystyrene boards. I have finished making it. And I went to the laboratory so that the professor might check a model. He brought out the digital vernier caliper from his pocket. “I get it today.” He said. “Why? The tool should not be used to measure the model!” “One place of dimensions slip off 0.02 millimeter. This model is rejection.” I was able to pass it in a model of the seventh. So, we can make paper mock-up models with terrible precision. This precision is connected to the beauty. 課題: 一辺が60mmの立方体を、 スチレンボードでつくりなさい。 という課題が出され、 できあがったモデルを持ってチェックに向かうと、 「最近買ったんだ」と嬉しそうに微笑みながら、 手に持っているのはデジタルノギス・・・。 いやいや、 ペーパーモックをチェックするモノではないから! という叫びも虚しく。 「一カ所0.02mm違うからやり直し!」 ・・・なかなかすごい環境で鍛えていただきました。 そんなわけで、 ペーパーモックは、 そのくらいの精度まで出すことができます。 そのくらいの精度でつくれるということは、 ちゃんとつくれば美しいモノができあがるということ。

『命と向き合うデザイン』 

 モデルの美しさ、の前に

What kind of thing do you imagine if called a paper mock-up model? It is not thin. Polystyrene boards (air core) are used mainly. It sandwiches the foaming materials between cardboard and cardboard. Boards have various thicknesses: 1 millimeter, 3 millimeter and 5 millimeter…. You can select a thickness of the board according to the made object. First, you draw some lines at the part of cardboard with the pencil. Second, you cut it with the cutter and make the edge with sand paper. Third, you paste parts with the Suchinori. When the paste dries, it is completion. Today, I was going to write the beauty of the model. But, I remembered that I must write it first. How much precision may you make the paper mock-up model? The correct answer is an accuracy of 1/100 millimeter. It is true.The mistake is not found because it was measured with digital calipers. ペーパーモック、なんていうと、 ペラペラなモノを想像される方も いるかと思いますが、 実際は、 紙(ケント紙とか)よりも、 スチレンボード(商標?)という、 ケント紙とケント紙の間に、 発泡材が挟まれた素材を主に使用します。 1

『命と向き合うデザイン』 

 つくり終えてから

The last blog has been over by the momentary story when we finished making a model. The mock-up model is important since it is completed. The most important thing of the making a model in product design is to confirm the impression obtained from the appearance like a ratio, a balance, and amount of feeling, etc. If you set a weight in the model, you can confirm a massive feeling. If you give a function to a model, you can confirm usability. Rather, if you cannot confirm these things, the model does not have an existence value. You didn’t give the model an existence value. Of course, it is difficult to reproduce the function completely. But, the virtual experience is possible. I wrote the function of being owned. The mock-up model has to become reality the function. So, this is connected with importance of the beauty of a mock-up model. The beauty of a mock-up model つくり終える瞬間の話で終わってしまいました。 モックアップモデルは完成してからが重要です。 プロダクトデザインにおけるモデル制作で、 一番大切なことは、 プロポーションやバランス、量感といった 外観から得

『命と向き合うデザイン』 

 つくり終えて

The last time… 3. After making We can think various things after making the model. This is the first purpose of this work. We can compare imaginary form and real form. When you see the model for the first time, you feel the following. “Cool!” “…Why?” “Yes, I knew that…” In many cases, we assemble some parts and make a model. We can see the complete form only after all parts are assembled. If the purpose of making a model checks apparent, we watch, touch and try wear. And if the purpose of making a model checks simple function, we throb again. “Come on! Move!” “Good!” Of course, we are calculating many times. But, at this time, my heart is fluttering with tension. For example, if a paste is wet, the model breaks and gets dirty. And we watch, touch and try wear at the last moment. そして、 3)つくった後で考える 元々これが目的でした。 平面で考えていたモノ、 立体にしたらどう見えるかな? ちゃんと思っていた形に見えるかな? 最初に感じることは、 「お、イイじゃん!」 または、 「・・・あれ???」 はたまた、 「う〜ん、やっぱりね・・・。」 おおよそ、このどれかではないかと。 プラモデルをつくっているのに近いため、

『命と向き合うデザイン』 

 つくりながら

The last time… 2. While making If you need to thinking while making, that is too bad situation. This situation indicates that the draft had a mistake. But, I think that it is one of the purposes of a making model to find some mistakes. The shape in your mind could not express in three-dimensions. Why??? …Seeing is believing. Thinking while making causes increasing the work time and decreasing the beauty of the model. So, we have to think over before making it. 続きです。 2)つくりながら考える つくりながら考えるのは あまり望ましくありません。 つくっている最中に「考えなければいけない」状況、とは、 多くの場合、 何かトラブルがあったこと、 設計図に変更が必要になったこと、を、 指しているからです。 しかし、 このことに気がつくことも、 モックアップモデルを自分でつくる目的の一つ、 だと、私は考えています。 「できる!」と思っていた形が、 実はつくれないモノだった、 ということ。 あれあれ〜? なんでなんで??? と思っても仕方がなく、 まさに、 百聞は一見にしかず。 3次元の強さです。 つくりながら考えてしまうと、 当然作業は遅くなります。 また、 必要のないところに切れ目が入ってしまったり、 材料が無駄になってしまったり、 変なところにノリがついちゃったり・・・。 どんどんモデルは汚れていきます。 そんなことがないように、 つくる前にしっかり考えましょう。

『命と向き合うデザイン』 

 つくる前に

Making a paper mock-up give me a good notice. 1. Before making First, we need to think about how to make the model. That is not surprising. But, that is most important thing. Without the map when we travel, it might lose our way. So, we have to make a draft for the paper mock-up. This draft is so sensitive. If you change a material thickness to use, you need to modify a draft because the model can be made from an accuracy of 1/100mm. How to make the model is not only for model but also for product. This way often gives manufacturing process a hint. If you think over the way of making model, you can shorten your working hours and you can get the beautiful model. ペーパーモックをつくると、 色々勉強になります。 1)つくる前に考える まず、つくり方を考えます。 当たり前のことですが、 とても重要なことです。 3mm厚のペーパーを使うのか、 1mm厚のペーパーを使うのか、 はたまた、 5mm厚を使うのか。 それによってモデルの設計図は変わります。 ここで考えているつくり方、 ペーパーモックならではの部分もありますが、 ペーパーモックで考えられた製造方法は、 実際の製品の製造方法の ヒントになることが多いのです。 AとBをくっつけてから、 最後にCをくっつけよう、 ・・・と思っていたら、 その順番ではCが入らない! などなど。 図面を描いている

『命と向き合うデザイン』 

 モデル制作

I made a paper mock-up model. A paper mock-up model is made from a polystyrene board (air core). And a model shows its appearance and simple function. The purposes of a making model are a touching, a moving and a looking. If your purposes are only these, you can use the rapid prototyping. So, these are not all. You can get more. The process can be divided into three thinking phases. 1. Before making 2. While making 3. After making ペーパーモックをつくりました。 スチレンボードを基本素材として、 対象物の外観や単純な機能を、 見えるようにするためのモノです。 つくった後で、 触ってみる、 動かしてみる、 眺めてみる、 という行為が主な目的です。 しかし、 それでは、 模型自動精製機、 みたいなモノがあれば良いことになります。 (まぁ、光造型機はそれに該当しますが) そうではなく、 自分の手を動かしてつくる、 というところに、学習することが隠れています。 大きく3つの 「考える時間」、があります。 1)つくる前に考える 2)つくりながら考える 3)つくった後で考える

『命と向き合うデザイン』 

 “新学期”

Beginning of a new school term. The class of the university has not started yet. So, we do not receive the impression that became hurried. But, the member in the laboratory changed. A new master of two people came. Current student's grade advanced, too. Are they growing up neatly? We often hear it said that teaching of others, teacheth the teacher. If you lead someone wrong, the wrong becomes a tradition. The person who teaches and the person who learns it should be always seriously opposite. That is an education. 新学期が始まりました。 大学の授業はまだ始まっていないため、 突然慌ただしくなった印象は受けません。 研究室で言えば、 メンバーの一人が出て行き、 新しいメンバーが二人加わりました。 それぞれの学年も一つ繰り上がり、 どことなくお兄さん?になっているのでしょうか。 よく言われることですが、 誰かに何かを教えるということは、 自分自身、とても勉強になります。 いい加減なことを教えてしまっては、 それが伝統になってしまいます。 教える側も、 教わる側も、 常に真剣に向き合うこと。 それが教育なのでしょう。

『命と向き合うデザイン』 

 “雪”

イメージ
「雪」 桜 ・ 月 、 と来たので、 その流れから。 先日、こちらでもちらほらと舞っていました。 雪が降るわけですから、 勿論寒いわけです。 それに、 そんな雪を見て喜ぶ歳でも。。。 と、わかってはいても、 なんとも言えない、 ほっこりと、 懐かしい気持ちになります。 しかし、 大雪は大変です。 毎年、そこかしこで雪の事故が聞こえます。 そんな雪掻きの大変さはわかっていても、 それでもやっぱり、 冬と言えば雪。 体が、そう、覚えているようです。 「雪月花」 四季のうつろいに、 気が付ける人間でいたい。 忙しいからそういうことに気が付かない、 とか、 そんなことではないのだと思います。 お話の次元が違う。 モノのデザインを考えているだけに、 人工物は勿論好きです。 でも、 それとも違う次元のお話。 うつろう自然の美しさを、 美しさとして感じることができずに、 命と向き合うデザインだなんて、 絶対に語れません。