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好みにつながる要素・要因

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共通な形のモチーフを各所で用いるのは、 シンプルでわかりやすい手法です。 写真は、三角形の建物のピロティ部分の床の様子です。 結果を見ればわかることでも、 最初からそう考えられるか、 どのくらいのサイズで行うのか、 そういった部分にセンスが関係するのかもしれません。 そして、それが好みにつながるように感じます。

美味しいという主観

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果物はたまに食べる程度ですが、 季節のものはやはり美味しく感じます。 特に、ここ岡山はそうなのかもしれません。 味は極めて主観的なものですが、 誰が食べても美味しい、と感じるものは 確かに存在します。 ただ、見ている色が同じかどうかを確認することが難しいのと同様に、 相手が感じている味と、自分が感じている味が一緒かどうかも、 確認することは非常に難しいことです。 そういう曖昧なものを共通のものとすることで、 社会は成立しています。

Key word: 部首について

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前回のブログから、いきなりIntroductionを書くのは難しいことがわかりました。 これからはkey wordを提示することで書き進めていくことにします。 今回は、「漢字の部首」について考えてみます。 「亻(にんべん)」「刂(りっとう)」「灬(れんが)」などのことですが、 辞書(広辞苑第五版(岩波書店))によると次のように載っています。 ----- ぶ - しゅ【部首】 (漢字を分類した各部の冒頭の文字の意) 漢字の字書において、漢字を字画構成の上から分類配列する場合、 その基準となる各部の共通する構成部分。 「流」「浄」などの字は、部首「水」に属する類。 ----- 私の故郷には、鯉(コイ)を食べる文化があります。 正月の時などは、調理された鯉を鯉屋さんに買いに行きます。 私が小学生の頃、そのお店の壁には「魚偏」の漢字が、 びっしりと書かれた額が飾ってありました。 出来上がってくるまでの時間、 それぞれの漢字が何て読むのかを、当てっこしていた記憶があります。 先日、ウェブのニュースを読んでいた際に、 たくさんの「金偏」が付いた漢字が書かれている記事がありました。 鏨や鋸など、読むことはできるが、書くことはできないような漢字が 多数出てきていました。 言葉・漢字が数がたくさんある、ということは、 それだけ分類しなければならないということです。 つまり、そこには人の生活の有り様との関係があるのではないかと感じました。 部首に着目し、漢字を整理することで、 見えてくるものを明らかにしてみます。