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対象の特定方法

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写真はいただいたお菓子のパッケージです。 レンズ上の赤丸と良い、 Leicaの特にM6をモチーフにしているんだろうな、 とは思うのですが、ちょっとした特徴から、 違うモノにも見えてきます。 というのも、レンズ上の部分が斜めにカットされていることから、 VoigtländerのBessaのように見えるのです。 どうでも良いこと、と言ってしまえばそれまでなのですが、 人間が何かを見た際に、 形態のどの部分から対象を特定しているのか、ということについては、 個人差があるはずです。 それをうまくコントロールできていれば、 ブランドにおける統一性や一貫性を示すことができるのではないでしょうか。 これは研究テーマの一つに成り得ると考えています。

単機能の美しさ

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美しい道具は沢山あります。 写真の道具は、自転車のチェーンをカットするためだけに用いられる道具です。 正確には、チェーンをつないでいるピンを抜くための道具。 その作業を他の道具で代用しようと思うと、 非常に難しいことになると考えれば、専用の道具があってしかるべき、 とも言えます。 チェーンを挟む部分や、 捻っていく把手、 持ち手の部分など、 それぞれが適切な大きさであり、 適切な角度で接続されています。 そういう必然性から生まれていると考えると、 形態は機能に従う、という言葉が思い出されますが、 本当にそうなのだろうか?と、 逆に考えさせられる美しさを感じます。