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変化するもの

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紅葉が進んで、散った先には、 まだ緑色の苔が残っていました。 モミジを見て、綺麗だなぁ、と感じるには、 通常は緑色なものが、変化する、という、 現象そのものに対する賞賛の意が含まれていると思います。 岡山で迎える初めての冬に向かって、 確実に寒さが増していっています。

周辺減光

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そんなわけで、Konica C35で試し撮りです。 実際、シャッターは切れているような音がするし、 露出計が動いているように見えるので、もしかして本当に使えるのか? と、それでも半信半疑の状態で色々と撮ってみました。 (520円で買えた"ジャンク品"が調子良く動くとはなかなか考えられません) この写真はその一枚です。 写真の四隅が暗くなる現象、 周辺減光、というらしいです。 絞りを開放してたり、広角レンズだったりするとよく起こるようですが、 今回はそれらに該当しないため、 単にレンズの性能の問題なのでしょう。 でも、多分、それが良いのかもしれません。 アプリケーションのエフェクトでそう言った効果を得るものもありますが、 どうも嘘くさいなぁ、と感じていたところです。 小さいながらも優秀、と言われていた(らしい)、 HEXANON 38mm F2.8のレンズ。 とっても良い仕事をしてくれるようです。

エアコン

エアコン、いうよりも、クーラーに対してですが、 私は非常に弱いです。 昔からなのかあまり覚えていないのですが、 私が幼かった頃はそこまでエアコンが活躍していなかったような気がします。 実家にはありましたが、あくまでも過ごしやすくするという程度でした。 今は、屋内はもちろん、 公共交通機関などでは、これでもかというほど強く動いています。 お陰で夏なのに、外出するときは上着が必須です。 この「エアコンに弱い」というコトは、 現象としてはどういうものなのか、 自分のために考えてみるのもアリかと感じます。

行き交う

朝の情報番組を見ていたところ、 「ん?」というタイミングがありました。 画面には「交通量」と表示されていましたが、 音声では「通行量」と発音されていました。 気にすることでもないのでしょうが、 二つの言葉の違いを説明できないことに気がつき確認してみました。 それぞれ、うちの広辞苑によると量のつく言葉はありませんでした。 「交通」:人のゆきき、ゆきかよい。      運輸・通信の機関による人の往復、貨物の輸送、通信などの総称。 「通行」:通って行くこと。通ること。      一般に広く用いられていること。流布。 前者は、現象を表現し、 後者は、行為を表現しているようです。 しかし、ネットで少し調べてみると、 交通量・通行量は、それぞれ下記のように考えられているようです。 主に「徒歩」で通過する人々の数の場合は通行量、 主に「車両」の通過する数の場合は交通量、のように区別します。 なんとなくですが、印象としてはそのように伝わります。 ラングというよりはパロールなのかもしれませんが、 仕事から使い分ける場合などは有効そうです。

聞こえる、ということ

オーディオというものについては、 まだまだ全然知らないことだらけです。 しかしながら、いくつかの楽器に触れることがあったことから、 音、そのものについては少なからず感覚的に捉えている部分があります。 当たり前のことですが、音は空気の振動で伝わると言われています。 「音」を出す行為とは、 その行為によって、空気を振動させることを意味します。 空気の振動とは、大気中の物質の粗密が変化することであり、 その変化が、耳の中にある鼓膜を震わせることで、 行為によって発生した「音」が耳まで届いた、 つまり、聞こえた、ということになります。 当たり前のことですが、 この現象は、アナログなことであり、 デジタルなことではありません。 この2点から見てみます。

‡ 現代におけるAIを考えてみる⑥ ‡

インターネットが発達したコトで、 AIの研究が進んだ、という現象の背景には、 機械学習という方法論の導入があるそうです。 以前は、三段論法の積み重ねが思考の基本と考えられていたそうですが、 それでは説明できない現象が散見されることは、 普段の生活からもよくわかります。 例えば、とここで例に出されていたのは、 「イチゴ」を見て、「イチゴ」だとわかるのには、 論理は役に立ちません。 辞書で読んでもわかるようにはならない。 「イチゴ」を見て、これだ、と知るしかない。 まさに百聞は一見にしかず、ですが、 これは、論理の研究を進めてきた人にとっては、 ある種、敗北感を味わうようなものではないか、とさえ思います。 私には、類似の体験があります。 だいたい9月から10月くらいになると、 金木犀が花をつけ、良い香りがしてきます。 しかし、実は私は、この「金木犀の香り」を、 30過ぎまで知りませんでした。 正確にいうと、「その香り」は知っていて、 毎年、ある時期、ある場所を通ると、良い香りがするなぁ、 と感じていたことがあります。 しかし、どこからその香りが来るのか、 その香りの元は一体なんなのか、 それこそ、実は調べようがなかったのです。 今では写真での検索などは可能になりましたが、 じゃぁ、香りはどうやって検索するのか? それをどうやって他者に伝えるのか。 同じことは味と触感でも言えます。 (触感に関しては一部研究でやりましたが) そんなことへの気づきと対応が、 AI技術の進化を進めたようです。