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撮り続けて

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溜まったフィルムを現像に出したいな、 と考えながら、また過去の写真を見ていました。 考えてみると、昨年の8月からフィルムで撮り始めていました。 コンパクトデジカメが故障し、 時を同じくして、 昔購入していたピンホールカメラが見つかった、という、 自分にとっては不思議なタイミングのお陰で得た機会です。 撮り始めた頃はその先どうなるか、など考えてもいませんでしたが、 開けて見れば一年続いていました。 また、これがどこまで続くのかはわかりませんが、 まだ自分の中に興味はあるようです。

時代における様式の整理

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これまで色々な場所に住んできましたが、 その場所その場所において、 懐かしいような建物が印象に残っています。 建物の様式や仕様についてはそんなに詳しくないため、 何がそうさせるのかはわかりませんが、 例えば看板などの使われている文字は、 非常に時代を感じるものがあります。 昭和レトロ、などと言えば、 今となっては2世代前の言葉になっています。 その時代における様式を整理してみるのも必要だと感じます。

意識して記録する

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昨晩、たまたまミシンの話になりました。 知っているメーカー名を数社あげてから、 さて、今はどんなメーカーが出ているのか、 と改めて検索してみると、 ほとんどの商品が、検索前にあげた企業さんのモノでした。 あぁ、そういう領域もあるのだなと思いつつ、 その中で商品を改良し、デザインしていく難しさを感じます。 以前、古道具屋さんを回った時にも、 ミシンはありましたが、 自分の写真の中にそれらが入っていないことに驚愕。 記憶してはいても、記録していない。 留めなければいけないと考えさせられました。

写真に対する考え方の変化

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フィルムで写真を撮るようになってから、 デジカメでブツ撮りをメインにしていた時とは考え方が変わりました。 プロダクトを対象にブツ撮りをしていた時は、 記録する、ことを中心において撮っていましたが、 フィルムカメラで撮るようになってからは、 写真のフレームで切り取られた部分に意味がある、 と考えるようになりました。 当たり前といえば当たり前で、 むしろ、プロダクトもそうであるべきだったはずなのです。 フィルムを経験することで、 デジタルカメラでのブツ撮りに対する考え方も変化したと感じます。

50mm

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50mmというレンズの画角は、 最初に使ってみたときには、 え?こんなに狭いの?と思うほど、 視野が狭く感じられ、なんとなく35mmが欲しいなぁと感じました。 しかし、しばらくすると、 50mmの自然な感じが心地よく感じられ、 そこに落ち着くようになりました。 それぞれの画角によって、 それぞれの面白さがあるわけですが、 自然に見える、ということは重要な要素の一つかもしれません。

黒という情報

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以前、露出はどちらかというと アンダー気味が好きだということを書きました。 今日、他の先生と少しその話をしたのですが、 やはり、影の部分や陰の部分に、 何かがある、というのが好きなようです。 写真、というよりも、画像の場合、 白という状態は、 (R,G,B)=(256,256,256)のことです。 白という情報は持っていますが、 逆に言えばその周辺の情報は白しかありません。 もちろん、真っ黒(R,G,B)=(0,0,0)も、その情報しかないわけですが、 完全な黒を印刷物で表現することが難しいように、 完全な黒の情報というものは、 ある意味、何か他の情報も有しているように私は感じるのかもしれません。

見方の変化

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街中を歩いていて撮った一枚です。 今日も街中を歩いていました。 まだまだ知らないことがあるなぁと思いながら、 歩いていました。 人間が一生のうちで歩ける距離の、 なんと限られていることか。 フィルムカメラで撮るようになって、 今までよりも色々な目で周囲を見るようになりました。 関わるプロダクトによって、 見る対象も、その見方も変わることがあります。 普段から見ていればもっと楽なのに、と、 その都度考えてしまいます。 今回の見方の変化がそれの一助になればと感じます。

学食にて

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大学の食堂にて。 全く利用したことはなく、 用がある学生と話すために行ったのですが、 自分が学生の頃の「食堂」という場所について思い出していました。 たまに昼食を食べに行く、という感じの利用でしたが、 食堂のおばちゃんがいて、 友人がいて、 色々な会話や対話をしていました。 私の大学生活において、 とても重要だった場所の一つです。

露出の難しさ

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空に一筋の飛行機雲があり、 それを撮ろうと思ってシャッターを切った一枚です。 現在使っているカメラは全て露出計が壊れているため、 iPhoneの露出計アプリで計測しています。 木の暗い部分が広い範囲を占めたため、 暗い方向に振れてしまったようです。 未だに、目で見た印象と露出計を使って測った値は、 差があります。 露出計がなかった当時、カメラを使用していた人たちは、 如何に難しい状況で使っていたのか、 そのことを考えさせられます。

見る目の変化

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たまたま同じ壁面に、 たまたま同じような大きさの、 全く違うシルエットが描かれていました。 これは学内ですが、 この時カメラを持っていなければ、 この関係性では撮れなかったでしょうし、 そもそも見つけることができなかったかもしれません。 カメラを持って歩いていると、 自然と何か撮るものはないか、と探している自分がおり、 逆に、カメラを持っていない時に、 あ、今、持って入れば、、、と思わせられるような瞬間に出会ったりします。 世界を見る目が変わってくるようです。

明るいレンズ

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明るいということは、 レンズにとっては重要なこと、ということも、 実感としてはありませんでした。 しかし、補正が全くない今のカメラを使っていると、 それがどれだけ素晴らしいことか、 強い実感として感じることができます。 Leica IIIfを購入した際、当初はレンズはなかったため、 一つ貸してもらいました。 しかも、それはとっても明るいレンズ、 当時のLeicaに合うL39マウントとしてはびっくりな明るさのモノです。 お陰様で、夜の街中も楽しく写すことができます。

意識のベクトル

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みんなが見つめる先は、 ショッピングモールのイベントスペースです。 群像を撮る時、 みんながバラバラの方に意識を向けているのか、 みんなが同じ方に意識を向けているのか、 それによって写真全体の印象も変わって来ます。 意識にベクトルがあるのだとしたら、 私のベクトルだけが彼らとは異なる方向を向いていることになります。 常にそういうベクトルを持つということは、 写真撮影にとっても、デザインにとっても重要なことに感じます。

時代における考え方

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古道具屋さんを覗いて、 なんとなく古いカメラを見かけると、 仲間意識の様なものを感じます。 昔の道具は、丈夫なモノが多い様に感じます。 それは、感じるだけではなく実際そうなのかもしれません。 薄く成形することができなかっただけだったり、 強度の計算が甘かったりしただけのことかもしれませんが、 それが総じて今でも使えるモノとして残っていることになります。 今のモノのつくりが良くない、という意味ではなく、 その時代のモノづくりに対する考え方を感じることができます。

人の気配

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人物や生物を写真におさめるのが楽しいのですが、 なかなかそう上手くもいきません。 ただ、例えばそこに生活を感じることができたり、 人がいる、人がいた気配を感じることができれば、 それは同様に面白い写真といえる様です。

特徴付けるものは何か

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岡山の夜の繁華街、 イルミネーションの中を行き交う人々と車です。 今まで色々な土地で暮らしてきました。 大阪よりも西に来たのは初めてでしたが、 何が違うのか、たまに考えています。 都会や田舎、それぞれの場所で暮らして来ましたが、 その分類ではうまくいかないのかな、と感じます。 空気の色の違いや、その他にも、 場所を特徴付けるものはなんなのか、 自分にとって強い影響力を持っているものは何なのか。 考えていきます。

形は違えども

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ドローンが飛んでいるかと思えば、 写真のように凧が飛んでいたりします。 昨日、山形の公園に行ってみると、 そこでも子供たちが凧をあげていました。 文化や技術は移ろいつつも、 例えば、空に馳せる想いや、 それを見て興味を唆られる気持ちなどには、 違いはないのかもしれません。

フォーカスを合わせて待つ

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移動してくるものを撮影するのは、 構図においてとても勉強になります。 特に今のカメラはマニュアルフォーカスということもあり、 予め移動物体が来るであろうポイントにフォーカスした状態で、 待機しておきます。 今までデジタルカメラでそんなことを考えたことがあるだろうか、 と意識させられました。

飛行機が見える空

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大阪にいた時はひっきりなしに飛行機が飛んでいたように感じます。 住んでいたマンションの上が丁度航路になっているようで、 色々な飛行機が飛んでいくのが見えました。 岡山に来てからは、空が広いおかげで飛行機を見ることができます。 今年の4月に来たとき、一番最初に感じたのはその空の広さでした。 実家の山形にも高いビルは少なく、 田んぼが広がっていますで同様の感想を持ってもおかしくありませんが、 1番の違いは山で囲まれているかどうか、かもしれません。 平地にぽこぽこっと飛び出している山々、 古墳や昔の島の跡とのことですが、 これもまた、今まで見たことがない風景を印象付けてくれました。 そんな写真も今度はドローンで撮っていくことができます。

夜の岡山

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岡山に来てからはほとんど夜の街で飲むこともありません。 秋になって、たまたま食事のついでに少し飲んで帰りました。 夜の繁華街、写真の下の方にはたくさんの頭の影が見えています。 大阪の夜は、やはりたくさんの人が歩いており、 都会なんだな、と感じましたが、 ここ岡山でも夜はみな楽しそうに騒いでいるのが感じられ、 たまにはこういうのも良いな、と思いつつ、 家路に着きました。

道具を綺麗に

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年末が近づいています。 今年お世話になった道具に感謝の意を示しつつ、 綺麗に洗って整理をしていきます。 写真の道具は学生さんたちが綺麗に洗ってくれました。 道具は自分で自分を綺麗にすることができないものがほとんどです。 そうであればこそ、使う人がそうしなければならない、と感じます。