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自然な距離で

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今、好きで使っているKonica FMのレンズは、 所謂標準レンズと言われるもので、 52mmのモノです。 マクロでもないので、そんなに寄って撮れるわけでもありませんが、 その自然な距離感も好きなのかもしれません。 画角に加えて、 寄れる距離も、人の自然な姿勢を写し取るのに向いているように 感じます。 自分の目が、 この風景の中から、 本当はどこを切り出したいと考えているのか、 そんな風に考えながら眺めています。

光で遊ぶ

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手前の実像と、 ガラスに映った虚像、 それが綺麗に撮れていました。 昨日の話 と並びますが、 撮影しているときは、こんなに綺麗に対称に見えていたかな、 と感じてしまいます。 現像されて来たのを見て、初めてその面白さに気づいたように感じます。 意図したものよりも良く感じる、ということは、 写真としては失敗していることになるように感じます。 自分自身がきちんと美しいと感じ、 それを写し取れるようになります。

レンズの精度

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カメラとは光を写し取る道具です。 光の成分を波長に応じて3分割し、 それぞれの波長域ごとに写し取ったものを重ね合わせれば、 カラーとして見える形になります。 写真は、絞りだけを変えて撮影した同風景です。 Konica Iのレンズは、コンパクトカメラ相当のもので、 決して大きくはありません。 また、今から70年前のもの、ということを考えれば、 その保管されていた環境が良かった、ということも言えますが、 未だにここまでの精度で写し取ることができるということに、 感動を覚えます。 それぞれ開けていたのは約1分間です。 約、というのは、「B」にした状態で、 タイマーを見ながら押し続けた結果、ということになりますが、 なんとかレリーズのようなモノをつくり、 再トライできないかと考えています。 今度は、閉じた状態で3分ほども開けておきたいところです。