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割子そば

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割子そば、というものをいただきました。 名前は聞いたことがありましたが、 食べた記憶はありません。 島根の美術館に行った折、 美味しいお店がある、と教えてもらい行くことができました。 山形にいた時もお蕎麦が美味しいなと感じ、 福井に住んでいた時もおろし蕎麦の美味しさを知ることができ、 そんなに意識したことはありませんでしたが、 自分は蕎麦が好きなんだな、と、自覚するようになりました。 場所ごとに変わる作り方をはじめとした、 蕎麦に対する考え方、 それもまた大変興味深いものです。

† システム †

新しい環境に移ると、最初はとにかく設定の連続です。 特に、ネットワークに関することや、そこ独自のシステムに関することなどは、 その場所独自のルールを理解するまではなかなかうまく進みません。 逆に言えば、その設定やルールを1つ1つ見ていくと、 その組織の考え方や、発想の置き所が同時に見えてきます。 現在では多くの組織が、様々な管理にイントラネットを利用しています。 全ての仕組みを同時期に立ち上げれば良いのですが、 予算の関係や技術的な問題から、そうはいかないのが現実です。 そのため、システムを理解する時には、 どの順番で、何を優先し、何のために組まれたものか、 というコトを考えながら進めて行くことで、 その組織の在り様の一部が見えるように感じます。

‡ リバタリアン・パターナリズム② ‡

libertarianとpaternalismの合成語としてつくられた言葉ですが、 単純な意味としては矛盾しているようにも感じらます。 ただ、丁寧にその意味や考えの依拠するところを明らかにしていくと、 現代的な意味性を感じ取ることができます。 書籍から単語や文節を抽出し、整理してみます。 "選択ア ーキテクト" "「中立的 」な設計などない" "ナッジ" "人は一般に自分がしたいと思うことをして 、望ましくない取り決めを拒否したいのなら 、オプト ・アウト (拒絶の選択 )する自由を与えられるべきである" "人々がより長生きし 、より健康で 、より良い暮らしを送れるようにするために 、選択ア ーキテクトが人々の行動に影響を与えようとするのは当然である " "相対的に弱く 、ソフトで 、押しつけ的ではない形のパタ ーナリズム" "必要なのはバイアスのない予測をすることだ" 人がより良い生活を送るためにベストな選択を、 自然に行えるように誘導すること、 という言い方ができると感じます。 それは、デザインの視点に立って観た場合、 必然とも言える内容です。

‡ リバタリアン・パターナリズム① ‡

数年前に流行った内容ですが、 改めて最近リバタリアン・パターナリズムという言葉を、 いくつかの記事で見ました。 自分自身の覚書として書いておきます。 [ libertarian ] 自由意志論を主張する。特に思想・行動の自由を主張する。自由論の;自由(意思)論者の。 an adherent of libertarianism. a person who advocates civil liberty. a person who believes in free will. [ paternalism] 父親的温情主義 the policy of restricting the freedom and responsibilities of one's subordinates or dependents in their supposed best interest. パターナリズムの方は、昔の辞書の見てみるとわかりにくいですが、 英英辞典の方が明確です。 つまり、リバタリアン・パターナリズムとは、 言葉の意味だけを考えると、相反する二つの概念をつなぎ合わせた言葉、 となってしまいますが、 それでは概念として成り立ちません。 当時の本を良い直しつつ、改めて振り返ってみます。