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緑の中の赤

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緑に赤が混じる美しさ。 考えてみると不思議、というかちょっとした違和感があります。 人間は緑の反対色を赤と考えており、 それを並べるとハレーションを起こす、と習います。 しかし、自然界においては、 写真のような春先に見える赤もあれば、 今、まさに紅葉している山々のように、 緑色の葉が、赤や黄色になることは自明のことです。

緑色の絨毯

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自宅のある岡山市から、 大学のある総社市に向かっていくと、 どんどん周囲に田んぼが増えて行きます。 今の季節は、植えられた苗が程よく育ち、 緑色が一面に広がっています。 昨年は台風の影響もあって、 多くの稲がなぎ倒された場面がありました。 今年の日本には、すでに色々な災害が降り注いでいます。 せめて、稲は無事に大きく育ってほしい、と願っています。

ツツジの絨毯

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ツツジと思われる花が咲いていました。 所変われば品変わる、ではありませんが、 植物もまた、場所ごとに変化していきます。 そんな中、ブワッと咲いている花を見かけました。 多分、ツツジなのだと思います。 ツツジといえば、福井にいた時に、 公園一面に咲いているのを見たことがあります。 そこまでの量はありませんでしたが、 密度と鮮やかさはそれに勝るとも劣らないものがありました。 また、間から覗く緑の鮮やかさも、惹かれるものがありました。

変化するもの

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紅葉が進んで、散った先には、 まだ緑色の苔が残っていました。 モミジを見て、綺麗だなぁ、と感じるには、 通常は緑色なものが、変化する、という、 現象そのものに対する賞賛の意が含まれていると思います。 岡山で迎える初めての冬に向かって、 確実に寒さが増していっています。

露出を考える

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秋に学内で撮った写真です。 晴れた空の青と秋桜のピンク、森の緑が美しく、 通勤した時にかがんでなんとか撮ってみました。 露出計が壊れたKonica FMを使うようになり、 対象の明るさについて考えるようになりました。 自分が魅せたいのはどの部分なのか、 どこにピントを合わせるべきなのか、 その奥行きや、動きに応じて、 絞りやシャッタースピードを考える。 それに慣れてくれば慣れて来るほど、 なぜオートにできるのか、と逆に感じるようになって来ます。 FMの露出計が壊れている、ということがわかったとき、 う〜ん、修理できないかぁ、どうするかなぁ、 と考えた時もあったのですが、 今思えば、直さなかったことは正解だったように感じます。 そのお陰でLeica IIIfを使う時も抵抗なく操作できるようになりました。

緑の中の白

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大学までの道を自転車で走っていると、 突然白い影が正面を横切って行きました。 ん?!と思い、視線を送ると、 一羽の真っ白な鷺です。 それが、綺麗な緑色の田の真ん中にゆっくりと降り立って、 ゆっくりと遠くを見ているようでした。 山間の場所、ならではだなぁ、 と一瞬思ったのですが、 いやいや、大阪のど真ん中でも見たな?!と、 すぐさま思い出しつつ、 写真だけを撮って、大学への道を走って行きました。

昨日、自転車で大学に向かっていると、 一瞬、懐かしい匂いがしました。 草の匂いなのか、何の匂いなのか、 改めて考えてみると、その匂いの元自体は知らないのですが、 小さい頃に地元を歩いているような時に嗅いだものです。 今住んでいる場所は、 住居から勤務地に向かうに従い、 景色はどんどん田園風景に変わっていきます。 途中、丁度、周囲に緑が増えてきたように感じた頃に、 その匂いがしてきました。 生まれた場所とは全く異なる場所、 何年も時間が経っている今、 似たような知覚をしたことに驚きつつ、 そういう感覚を持てたことを嬉しく感じました。