私の出身地は山形県です。 その中の上山市、という小さな市に、 実家があります。 血縁に基づく家族、 地域に基づく村落、 友愛に基づく都市、などが、 Ferdinand Tönniesによって考えられた共同社会です。 Gemeinschaftとは、ゲマインシャフト、 共同社会とも訳される概念です。 デザインとゲマインシャフトの関係は、 モノづくり、という考えに戻ってみれば、 その雰囲気を感じ取ることができるように思います。 多くのモノは、必要があって生み出されます。 例えば、 その場所で使われる。 その人が使う。 その関係の中で意味を持つ、など、 ある共同社会の中において、必要性を持って生み出されます。 刃物を使う必要がないのに、 刃物はつくられません。 この「使う」には、販売することも含まれます。 場所なり人なり関係性なり、 元々はそういったモノとの関わりの中で生まれてきたモノ。 それを忘れてはいけないのだと感じます。