お菓子作り リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 2月 23, 2021 手作りのお菓子をいただきました。 今までも何度かいただいていますが、 本当によくつくるなぁ、、、という感心しかありません。 料理は好きではありませんが、 健康的なものを美味しく食べたい、と考えると、 つくるのしかなかった、というのが私の自炊の歴史です。 そのため、お菓子をつくろう、 という発想にはついぞ向かいませんでした。 しかも、分量はとてもシビア、という話を聞けば聞くほど、 感心しかありません。 続きを読む
変わっていくパッケージ リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 4月 20, 2020 たまに食べたくなるものの一つに、 コンビーフがあります。 美味しいのか、と聞かれたら、私としてはそんな風にも感じないのですが、 なんでしょう、 この形状や、開け方、昔からあるようなグラフィック、 そういった雰囲気も含めて、 たまに食べたくなります。 これももう開け方が変わってしまうということで、 残念だと思いつつも、 プロダクトのあり方としては正しいのかもしれない、 と考えさせられます。 続きを読む
地の利 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 10月 03, 2019 岡山という場所の特徴のようですが、 とにかく他県が近いです。 鳥取・広島・香川・兵庫、 ここに来てから休日にちょっと行ったことがある県です。 新幹線は全て停車する、という話を聞いた時に、 なるほどなぁと感じたわけですが、 中四国における要衝というわけです。 ここに来るまでは全く思いもしませんでしたので、 認識を改めることになりました。 その地の利を活かし、広島県にある現代美術館へ。 Impossible architectureの名前の通り、 歴史の中でだけ見て来た多くの建物の資料が展示されていました。 その中にはもちろん、オリンピック関係のものもあります。 続きを読む
把手に宿る リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 9月 13, 2019 写真の把手はある宿泊施設のものです。 古くからある施設で、 現在でも大変綺麗な状態で保たれています。 そこの廊下を歩いている時に、 この把手が並んでいるのが見え、 金属部分と木部分、それぞれの使い込まれた感じや、 それによって生じる色艶の変化などがとても印象に残りました。 この上品な佇まいは最初からのものなのか、 時間とともに生まれたものなのか、 そんなことを考えさせられました。 続きを読む
祭 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 8月 06, 2019 うらじゃ、というお祭りを見てきました。 「うら」とは「温羅」と書くようで、 こちらに伝わる物語に登場する鬼のこと、とのことです。 桃太郎伝説がある土地な訳ですが、 まさにそのお話の中で、 吉備津彦命に退治される鬼が温羅です。 名称はそのようになっていますが、 2001年から、とのことですので、歴史的に古いわけではないようです。 踊りと化粧を軸にしている、とのことで、 確かに参加者の多くが、お顔に文様を描いていました。 多くの人に、郷土の歴史や文化に興味を持ってもらいたい、 という考えのもとつくられたもののようですが、 実際、その目的の一部は達成されているように、 多くのお客さんで賑わっていました。 続きを読む
手作りピンホール リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 8月 05, 2019 仕事の関係から改めてカメラについて考える機会があり、 その原理や歴史も含め、見直していました。 何かとタイミングとは合うもので、 たまたま、荷物を入れているコンテナを開けて確認していたところ、 箱の底から以前購入したピンホールカメラ が。 もう10年以上前のモノであり、 中にフィルムは入ってるが、一体どこまで撮ったのかもわからず。 ただ、「今」これが出てきたということは、 何か意味があるのかもと感じ、 撮り切って現像に出してみました。 数枚の写真の一枚が写真の一枚です。 多分、筐体の隙間から入った光が写ってしまったのだと思います。 曖昧な輪郭や、 エッジ付近のボケなど、 やろうと思ってやれるものではない感が強く、 原理の勉強にもなると理由をつけ、 新しいフィルムを再び筐体に入れ、撮ってみることにします。 続きを読む
季節の食べ物 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 7月 28, 2019 昨日は土用の丑の日でした。 理由や意味や歴史などは取り敢えず置いておいて、 やはり、鰻を食べたくなり、お昼にいただきました。 ニュースでは、 数が少なくなっているから云々、という内容が聞こえてきましたが、 逆に言えば、 土用の丑の日と、というタイミングでもなければ、 一年を通して鰻を食べよう、と考える機会など、そうそうありません。 それは別にうちに限らず、 そんなものではないでしょうか。 それでも尚不足している、という問題があるのだとしたら、 それは、明らかに流通に関する問題ではないでしょうか。 続きを読む
ダイスを使って遊ぶ リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 7月 23, 2019 サイコロ、ダイスなどと呼ばれるモノです。 主にボードゲームなどで使用するわけですが、 その歴史や成り立ち、種類など、 調べれば調べるだけ、ネタはどんどん出て来そうです。 ちょうど小学校から中学校に上がった頃、 このダイスを使った「遊び」をやっていました。 今で言うところのRPG: Role Playing Gameの前身、 Table talk RPGというゲームにハマったことがありました。 ゲームとはいえ、テレビゲーム系のコンピュータを相手にするのではなく、 文字通り、人と話をしながら進めて行くゲーム。 数人で集まって、 一人がつくって来てくれたシナリオをベースに、 会話で展開して行く遊びです。 無言では成り立たないので、必然的に話します。 それぞれに役割(Role)があるので、 一人だけ話さない、と言うこともありません。 全員が話します。 演劇のようなものなので、楽しむためにはみんながキャラになり切ります。 その結果、話すことへの恥ずかしいという気持ちや、 うまくできるかなぁ、という不安がなくなったように思います。 だって、それはキャラクターがやっているのだから、という安心感です。 それはある意味、今の匿名によるネット社会に近いように思いますが、 完全に顔出し(直接会っているわけだから)しているので、 これ以上ないほど非匿名性な状態です。 そういうコトで鍛えられたコミュニケーション力はあるのかもしれない、 とふと考えました。 続きを読む
児島にて リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 7月 13, 2019 先週末は、倉敷から児島にかけて回りました。 「児島のジーンズ」という言葉は知りつつも、 なかなか見に行く機会がなかっただけに、 新しいことだらけの時間でした。 岡山に移ってから、書籍等を通して、 つまみ食い的に情報を吸収して来ましたが、 そのいくつかが繋がった印象です。 もちろん、それだけではわからないことが多数あることは認めた上で、 ぼんやりではありますが、流れを感じることができるようになって来ました。 その上で感じることは、 では、次はどこへ?ということです。 時代的に2世、3世になってきた現代、 生き残りをかけた戦いが始まっていると感じます。 続きを読む
商店街 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 6月 24, 2019 福井にいた頃からでしょうか。 住んでいる場所近くの商店街を覗くようになりました。 福井でも金沢でも大阪でも、何をするということもありませんが、 歩いてみて、食事をしたり、お茶をしたり、と過ごしていました。 特に大阪にいた時には、 その商店街が生まれた理由なども気にかかり、 少し調べて見たりなどしていました。 今日、たまたまだったのですが、 必要なモノを購入した帰り道、 いつもとは違う通りから帰ろうとしたところ、 商店街を見つけることができました。 帰り道、ということもあり、 じっくりと見ることはありませんでしたが、 雰囲気の良いカフェがあったので、 コーヒーを一杯だけいただいて帰ってきました。 続きを読む
令制国 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 15, 2019 所謂、日本の国内の、古い呼び名、 昔の地方行政区分です。 越前や近江、など、 昔の地名として聞いたことがあると思います。 今、住んでいる場所は、 備前・備中・備後、と呼ばれていた付近です。 備前焼、などというように、モノの一般名詞になることで、 その言葉が残っているということもあります。 今、ちょっと見たところによると、 飛鳥時代から明治初期まで使われていた、とのことですので、 その歴史たるや、現代の都道府県による行政区画よりも、 はるかに長い歴史があります。 これについても少し調べてみます。 続きを読む
美術館 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 4月 28, 2019 昨日、久しぶりに美術館に行きました。 タイミングが合わず、今回、ようやく見ることができました。 本人の作品自体は数点でしたが、 その時代背景や、関連する作品群を見ることで、 かえって、その本人の作品の独自性が見えてくるように感じました。 特に、自分自身の研究との関係から、 配置や構成について、以前よりも考えを巡らすようになりました。 続きを読む
† 五徳 † リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 3月 31, 2019 コンロでお鍋などを置くための台のことを、 五徳と言います。 名前は知っていながらも、 なぜ、「ごとく」と言い、 「五徳」と書くのか、今まで考えたことがありませんでした。 昨日、引越し先で使うガステーブルを購入するため、 家電量販店に行き、いくつかの商品を確認した後に購入しました。 家に帰って設置している時に、 「?なぜ「五徳」?」と自問したため今更ですが調べてみました。 インターネット上の情報によると、 竈子(くどこ)という、3本足の上に円環が付いている類似のモノが、 ある時から上下を逆にして使うようになり、 名前も逆に「ごとく」になったとのこと。。。 文献などが見つかっておらず、ちょっと納得できていませんので、 もう少し調べてみようと思います。 特にお茶の歴史と関係が深いとのことで、 そういった方面の文献で確認してみます。 続きを読む
† 引越し † リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 3月 24, 2019 数えてみたところ、 次で14回目の引越しになるようです。 父が銀行員だった関係から、 小さい頃は約3年単位で引っ越していました。 友達と離れたり、 つくっていた秘密基地に行けなくなったり、 遊び場が変わったり、 幼心的に色々と思うところはあったのだと思いますが、 物心ついた頃からそういう環境だったので、 「そういうものだ」と、 本能的に感じていたように思います。 そのお陰か、今でも新しい場所に行くことに抵抗はありません。 次の場所には何があるんだろう、 どんなところなのか、 どんな場所があって、 どんな歴史があって、 どんな人がいるのか、 どんな文化があって、 どんな食べ物があって、、、 と、自然に受け止めている自分がいます。 多分、掘り起こしてみれば下の方には不安があるのだと思います。 しかし、本能的に知っているのだと思います。 それ以上に、絶対に成長する機会になる、ということを。 今までのように受け身ではなく、 その機会を積極的に掴み取るために、向かっていきます。 続きを読む
‡ 現代におけるAIを考えてみる③ ‡ リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 2月 28, 2019 何かを対象として考えを巡らす場合、 その起こりや経緯、つまり、歴史について整理してみることは重要です。 では、AIについてはどうなのか、 一般的には1956年から、という考えのようです。 「ロジック ・セオリスト 」という世界初の人工知能プログラムのデモンストレ ーションが行われ、 数学の定理を自動的に証明するプログラムだったそうです。 1956年、私はまだ生まれていませんが、 戦後の高度成長を進めている途中、 メルボルンオリンピックが開催され、 日本は国際連合に参加した年のようです。 その頃、アメリカのダートマス大学では、 世界に先駆けて人工知能の兆しが見えていたことになります。 コンピューターの歴史、と言うと表現が難しいところですが、 何れにしても現代のように一般的ではなかったことは当然のことで、 その頃からすでに開発が始まっていた、と言うことに驚かされます。 ただ、どうもその時々で、目新しいトピックスが発生すると、 盛り上がっていたようではあります。 その考えでいくと、現代は、第3期と表現できるようです。 続きを読む
『memorandum』 hashtag リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 18, 2015 ちょっとした会話から、 hashtagとはそもそも何か? と思い、まとめることにしました。 SNSをよくお使いの方はご存じの通り、 「#design」や、 「#デザイン」などのように使用し、 TwitterやfacebookといったSNS内を検索するためのモノです。 歴史などは色々なところにまとまっているので良いとして、 「#」という記号に着目してみました。 起源は古代ローマ時代、とのこと。 ラテン語の"Libra Pondo"という、 「重さを表す言葉」の略称、 "lb"から来ているそうです。 単位記号を示すためにlbの上に横棒が加わり、 少しずつ変化していったそうです。 やがて、 重さを表す場面と、 ナンバーを表す場面で使われるようになります。 そのころ、キーボードにも登場したとのこと。 その後、 世の中の電話が、 ダイヤル式からプッシュホン式になります。 従来のダイヤル式よりも、様々なサービスを提供できるように、 ということで、ボタンを追加することになりました。 上述のように、キーボードに登録されていた、 つまり、 コンピュータが識別可能、という理由から、 「*」と 「#」が加わることになりました。 加わることのなっても、 しばらくはマニュアルに名前は載っていなかったそうです。 やがて、 "octothorpe"という名前が与えられるようになりますが、 今となっては、 「ハッシュマーク」という方が一般的になっているようです。 続きを読む
『memorandum』 惟喬親王 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 01, 2015 惟喬親王(コレタカシンノウ)のお話しを聞きました。 惟喬親王 844年〜897年 文徳天皇の第一王子。 母は紀名虎の女静子。 大宰帥、常陸・上野太守。 第四王子惟仁親王(後の清和天皇)の外戚藤原良房の力が強く、 皇位継承はならなかった。 剃髪して小野の里(山城国愛宕郡)に隠棲し、 小野宮という。 木地師の間では伝承ではその祖とされる。 伝承なども相まって、 まだ整理が仕切れておりませんが、 第一王子であったにも関わらず、 当時の摂政関白である、藤原良房に依って、 皇位を得られず、 今で言うところの滋賀県東近江市に落ち延びて行った、 とのこと。 問題はそこからです。 どうやら、極めて賢しい人だったらしく、 巻物をくるくるしているところから、 轆轤を発明したとのこと。 滋賀県の山深い地において、 轆轤を発明したことから、お椀などの生産技術が格段に向上。 その結果、木地師の地位を高めることに貢献した、 というのが大本の流れのようです。 福井において、 初めて漆の文化に触れることができました。 実家、山形にもあるにも関わらず。。。 実家では普通に「権之助塗(ごんのすけぬり)」のお皿を使っていました。 そもそも、漆器において、 中の木地をつくる人と、 外を塗る人が 異なる、ということも、 福井で学びました。 今日、聞いた、惟喬親王。 そんな木地や漆器との関わりを調べてまとめておきたいと思います。 続きを読む
『memorandum』 漢字 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 4月 28, 2015 先日、初めて聞く言葉がありました。 ・簡体字:中華人民共和国の文字改革によって制定された、自体を簡略化した漢字。 ・繁体字:簡体字化された漢字のもとの漢字 1949年:中華人民共和国 建国 1952年:中国文字改革研究委員会 設立 1954年:中国文字改革委員会に改名 1955年:漢字簡化方案草案 発表 1956年:漢字簡化方案(汉字简化方案) 公布 1964年:簡化字総表 以前、中国の方と会話をした際に、 双方共に英語があまり得意では無かったため、 漢字を書いてコミュニケーションをとったことがありました。 その時、 あ、こんな漢字は日本は無いなぁ。あ、これも無いなぁ。 ということが何度かあり、 てっきり、中国語の漢字の一部だけが 日本に入ってきているのだと思っていました。 しかしながら、この繁体字と簡体字のことから想像するに、 その時の会話で通じなかった漢字の多くは、 簡体字なのだと思われます。 歴史的な事柄なのでもう少し調べてみますが、 よく見てみると、 「これ、こんな風に簡略化しちゃって、良いの???」 と思われるものも少なくありません。 かく言う私の名前もまた、 ちょっと変わった字ではありますが。 続きを読む
『Consilience Design』 横井小楠 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 4月 23, 2015 覚えているつもりでも、 とっさに正しい答えが出なければ、 意味がない。 そう感じることがあります。 ということで、まずは、メモ。 横井 小楠 1809年09月22日 - 1869年02月15日 熊本→福井 勝 海舟 1823年03月12日 - 1899年01月19日 江戸→…→東京 松平 春嶽 1828年10月10日 - 1890年06月02日 江戸→福井 由利 公正 1829年12月06日 - 1909年04月28日 福井→東京 吉田 松陰 1830年09月20日 - 1859年11月21日 長州→江戸 橋本 左内 1834年04月19日 - 1859年11月01日 福井→江戸 坂本 龍馬 1836年01月03日 - 1867年12月10日 土佐→…→京都 1853年 ペリー艦隊が来航 1858年 - 1859年 安政の大獄 1864年 池田屋事件 1867年 大政奉還 こうして見てみると、 横井小楠は断トツで年長であることがわかりました。 江戸から明治へと進む重要な時期に、 その重要な人物達へ大きな影響を与えた人の一人です。 1850年代になってから、様々な著書を残しています。 「国是三論」 「学校問答書」 「夷虜応接大意」 「沼山対話」 「沼山閑話」などなど。 思想を言葉で残し伝えた、という点でも、 大きな意義があったように感じます。 熊本から福井に来たのは横井小楠。 熊本から福井に来たのは横井小楠。 続きを読む
『memorandum』 続エ・・・ーター リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 4月 10, 2015 以前、escalatorは、アメリカの商標で、 最近できた新しい語である、と記しました。 確かに、少なくとも近代以降の技術によってつくられたものですね。 ・・・あれ???じゃぁ、エレベーターって、いつからあるの??? 言葉があった、ということは、 それが指し示す存在(signifié)があったということです。 調べてみると、なんと紀元前から。 でも、考えてみたら、単純機械に滑車が含まれるわけですから、 当たり前のことでした。 単純機械とは、 古代に開発された道具で、 小さな力を大きな力に変換する、最も基礎的な機械要素、 とまとめられたと思います。次に示す5種です。 ・滑車 ・ねじ ・くさび ・てこ ・輪軸 改めて調べてみると、 技術者のヘロンが提唱したとのこと。 それぞれの原理は置いておくとして、 今回たまたま取り上げたエレベーターは、 この内の滑車を利用してつくられたものがあったようです。 現代の文化からすれば、 エレベーターにしろ、 エスカレーターにしろ、 どちらも「上の階に移動するための装置」 という概念になっているように感じますが、 エレベーターが誕生した頃、 エスカレーターのような装置をつくり出すことは困難だったわけです。 モノの在り方、ということを考えてみると、 そこには必ず歴史性が存在し、 それを無視して対象を語ることはできません。 見た目の上や、音の響きの上では、 似ているモノでも、 中をのぞいてみると、全く違う、 ということがたくさんあります。 そのことを忘れてはいけません。 続きを読む