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残るモノ

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オリンパスというカメラブランドが、 消えてしまうかもしれません。 様々な企業が、 生まれては消えていってしまいます。 しかしそれでも、 モノは残っていくことがあります。 今、私がメインで使用している、 Konicaもまさにそうです。 残るモノをつくる。 それは大変すごいことです。

緩く縛って

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駅近にあるショッピングモールの、 上の階からの一枚。 休日に行った時に撮ったものですが、 「密」、、、なのかな? と思わせてくれる一枚でした。 政令指定都市ではあるのですが、 あまり、そうも感じられないような、 そんな人の動きです。 この写真も、特に空いている時を狙ったわけではなく、 なんとなく、おおよそ、いつもこんな感じです。 構えすぎず、長期的な視点で、ゆっくりと、 そんな感じにやっていければ、続くのかもしれません。

どこを見詰めているのか

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被写界深度というとすごく難しい言葉だなぁと感じますが、 要は、ピントが合っている範囲はどれほどなのか、ということです。 しかし、これ、考えてみるととても興味深いことです。 人間が対象を見つめているときも、 厳密に言えば、ピントが合っている範囲は極めて狭いはずです。 ただ、眼球が微動することで、 その範囲を広げていることになります。 そういう意味では、単位時間あたりの空間を切り出す写真としては、 その時間でどれだけの範囲を見詰めているのか、 ということにもなるのでしょうか。 (勿論原理は違います) そう考えると、被写界深度とはレンズが微動しているようにも感じます。 (勿論実際は違います)

単焦点で学べること

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最初はKonicaの52mmのレンズしかなく、 しばらくその画角で撮っていました。 その後、たまたま広角が手に入り、 広い空間を撮れるようになりました。 広角や望遠など、言葉では理解していましたが、 現代のカメラは大体のものが多少なりともズームすることができ、 画角の制約はあまり感じることがありませんでした。 単焦点のレンズを持つようになって、 初めて、どういう絵として画面に収めるか、 自分の考えを内包することができるようになってきました。

空と雲と枝と

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岡山に来て、空の広さにびっくりしたことを覚えています。 昔々、学生の頃に名古屋で沢山の雲の写真を撮ったことや、 福井に行ってすぐの頃に、天気予報があてにならないから、 常に車には傘を入れておくように言われたこと、 他にも色々と空に関することには縁があるようです。 青い空に広がる雲を絡め取るように伸びた枝、 そんな三層構造が面白くシャッターを切った一枚です。

画面を切る線

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画面をどのラインで切るのか、 そういったことが私には難しく、 たまたまできた線を後から評価することが多くあります。 できるだけシャッターを切るときに頭の中で考えるようにしていますが、 それが感覚で、センスでできる人が世の中にはいるのだな、 といつも考えさせられます。 積み重ねでいけるところまで行ってみたい。 そう思い、向かっています。

明暗

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iPhoneのカメラとフィルムカメラ、 もちろん違いは多々あります。 中でも、暗いところと明るいところが共存している写真については、 デジタルの補正のすごさをひしひしと感じます。 手ぶれ補正等についてもすごいとは思うのですが、 それは、まぁ、意識次第でどうにかなるか、と。 しかし、明暗がくっきり分かれている場面については、 どちらかは切り捨てなければなりません。 そういう意味では、人間の目そのものがすごいのだな、 と、これまた当たり前のことに気づかされたりします。

シャッター音

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これまでは、 一眼レフのKonica FMは何かを狙って撮りたい時用、 レンジファインダーのLeica IIIfは街中で気軽に撮りたい時用、 と、なんとなく区別して使っていました。 しかし、今回のOLYMPUS OM-1は、 その間くらいにあるのかも、という認識です。 Konica FMのシャッターは、 コパルスクエアという方式を採用しており、 金属のシャッターが駆動するタイプです。 そのため切った瞬間に「カシャッ!!」と非常に大きな金属音がします。 個人的にはその音が小気味良く、好きなのですが、 街中で気軽に撮る印象ではありません。 一方、Leica IIIfのシャッターはレンジファインダーよろしく、 非常に小さな音なので、気軽に取れる印象です。 その点から行くと、今回のOLYMPUS OM-1は、 その丁度中間くらいの印象、とでも言いましょうか。 シャッターの音はするが、そこまで大きな音ではない、 というものです。 重量と音、それらが相待ってか、街撮りも余裕でできそうな一眼です。

使って初めてわかること

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OLYMPUS OM-1を使ってみての一番の感想は、 とにかく軽い、ということです。 普段使っている一眼レフはKonica FMというもので、 重量は1kg以上あります。 それと比較すれば大体のカメラは軽く感じるのだと思いますが、 それに加えて、持ちやすさや重量バランスも良いのかもしれません。 そのお陰か、取り回しの良さがレンジファインダーに近く感じます。 写真は鷺が飛び立った瞬間にシャッターを切ったものですが、 見かけてからシャッターを切るまで、 ほんの数秒ですが、なんとかフレームに収めることができています。 まさに使ってみないとわからないこと、 それを実感できることが楽しく興味深いです。

OLYMPUSが見ている世界

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父が以前使っていたOLYMPUS OM-1。 現像に出していたフィルムが返ってきました。 本当に昔のプロダクトは素晴らしい。 何十年の時を経て尚、こんな綺麗な絵を残してくれるんだな、 とつくづく考えさせられました。 波の動きの表現に、 太陽の光の表現、 それらが相待って一枚の絵になっています。 これを撮る時、少なくとも私の目にはこんな絵には見えていなかった。 これはOLYMPUSというカメラのレンズという目が見た世界。

時代の名機

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実家で出会ったのは、 父が以前使っていたフィルムカメラでした。 OLYMPUS OM-1というもので、 調べてみると、当時としては良い商品だったようです。 今でも中古のフィルムとしては人気があるとのこと。 広角と望遠、両方持っており、 いずれも撮影には問題ない状態でした。 露出計が動くかどうかは、 以前Konica FMでトライした電池が使えることがわかり、 そちらも無駄にならずにすみそうです。 こうして見てみると、 その時代時代の名機を購入していた様で、 その術を学びたいと感じます。