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瞬間を切り出す

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川の流れとは逆方向に飛んでいく鳥、 そんなことを考えながら撮った一枚です。 だから何なのかな、とも感じつつ、 レイアウトとしてどうだろうか、と考えつつ、 いろいろなことが勉強になる経験です。 フィルム写真はその場で確認ができない、 ということはありますが、 こういう被写体に関して言うならば、 確認できようができましが、 勝負はその瞬間でしかありません。

画面を切る線

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画面をどのラインで切るのか、 そういったことが私には難しく、 たまたまできた線を後から評価することが多くあります。 できるだけシャッターを切るときに頭の中で考えるようにしていますが、 それが感覚で、センスでできる人が世の中にはいるのだな、 といつも考えさせられます。 積み重ねでいけるところまで行ってみたい。 そう思い、向かっています。

どこに据えるか

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三次元空間であれば、 部屋の隅には三面が集まった角が生まれます。 その角をどこに持っていくか、 それだけでも楽しめるものだと感じます。 レイアウトと言うと大げさに聞こえてしまいますが、 ズーム機能がない、単焦点のレンズを使っていると、 ただ、ポイントをどこに据えるか、 それだけを気にすることになるので非常にシンプルです。 それだけに、面白いと言えます。

浮世絵のレイアウト

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今日は岡山県立美術館にて、 「ミュシャと日本、日本とオルリク」という展示を見てきました。 ミュシャは本当に日本でも人気が高く、 授業のアンケートでも多くの学生が書いてきていました。 以前も展示は見たことがあり、 その作品の素晴らしさはいうまでもありませんが、 今回はそれに加えてちょっと違った部分に意識がいきました。 日本との関係性をうたっている展示なだけあり、 当時の日本の芸術の一つ、浮世絵なども飾られていたのですが、 それらの作品の画面構成に非常に目が惹かれました。 葛飾北斎や歌川広重など、こちらも著名な方々の作品が並んでいましたが、 それらのレイアウトの秀逸さに、今更ながらに驚かされました。 頭では理解していたことが、実感として体が反応した、 そんな感覚でした。