『命と向き合うデザイン』
我が儘の必要性
デザインを行う上では、
自己を最高のつかい手として存在させることは、
必須の要件です。
これは、一歩間違えば自己満足を増長させます。
この「間違い」は、
「つくり手」のまま「つかい手」になることによって、
発生する問題です。
解決する肝は、
自分を如何に我が儘な「つかい手」にできるかです。
人間は自分勝手な生き物です。
自己中心的でない人はいません。
人間は自己中心的であったからこそ、
生物学的に弱い生体であるにも関わらず、
ここまで生きてくることができました。
自分を如何に、
我が儘、
意地悪で、
底意地の悪い、
厭らしい、
つかい手にできるか、がポイントです。
これが、
デザイナーが我が儘であるべき理由の一つです。