2010年1月13日水曜日

『命と向き合うデザイン』 

  ステークホルダー



医療機器には三人に当事者がいる、と
言いましたが、
機器に関する利害を共有する、と考えると、
広い意味でのステークホルダーと言えます。

デザインを行う場合は常に、
ステークホルダーを残らず洗い出すことが
重要です。

特に製品設計おいては、
「ステークホルダー」=「購入者」になりがちです。
結果、
「購入者」と「使用者」が異なる場合、
または、
「購入者」=「使用者」であっても、
「使用者」とは別に「使用される者」がいるような場合に、
偏ったニーズを満たした製品になってしまいます。
(この場合、ウォンツは有り得ません)

特に医療機器は、その目的から、
「使用される者」が存在することが、
非常に多い機器です。
厳密にステークホルダーを残らず洗い出すと、
より多くの人が関係していることがわかります。
例えば、医療従事者という表現を用いているのは、
それが所謂「お医者さん」だけではないからです。
また、製造メーカーに至っては、
「人」を指し示す表現になっていないことから、
そこに関与する多くの人を含んでいます。