『命と向き合うデザイン』
研ぎすます為に
モノ(3次元)のデザインを洗練していく際、
人間は、
3次元の情報を
2次元(網膜)に変換し、更に、
3次元(脳内)に戻してから、
そのバランスを見ることになります。
ここで、
3次元を2次元で表現する手法、
図面化を考えます。
2次元(図面)の情報を
2次元(網膜)のままで、
バランスを見ることができます。
図面化とは、
3次元の対象物の次元を下げることで、
そのバランスを美しくする機会を得る手法です。
しかし、
現実にできてくるモノは3次元です。
今度は、2次元の図面を見ながら、
それを脳内で3次元化し、
立体として把握しなければいけなくなります。
それを補足するためのモノが、
所謂、モックアップモデルやワーキングモデルです。
2次元と3次元を繰り返し見つめることで、
デザインは研ぎすまされていきます。
デザインは研ぎすまされる