『命と向き合うデザイン』 

 “次元を超えて”


プロダクトの美しい写真を見ると、
美しい写真を撮れるようになりたいと感じます。

そして、
それ以上に、
美しい写真に見合うだけの、
美しいプロダクトをつくりたいと感じます。

世の中のプラットフォームには、
プロダクトそのものよりも、
写真の方がメディアとして、
活用され易いようです。
例えば、
書籍でも、ウェブでも。

現物は見たことがなくても、
写真では知っている、
というモノが沢山あります。

モノによっては、
実際の「モノ」を見てガッカリ
ということも、残念ながらあります。
モノの力が
写真の力に負けてしまった場合です。

逆もあります。
写真で見た時は、
たいしたことはないと思っていたのに、
「モノ」を見て、
初めてその魅力に気づくことがあります。

どちらも望ましい状態とは言えません。

写真でそれを見て、
美しいと感じ、
実際の「モノ」を見たくなり、
現物を見て、
改めてその美しさに見惚れるような、
そんな関係が、
プロダクトと写真には必要なのだと感じます。

その相乗効果によって、
そのプロダクトと写真は、
残っていくのではないでしょうか。

二つのPの密なる関係

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