2011年3月1日火曜日

『自分と向き合うデザイン』

 Karte



生体情報管理、という意味では、
近代医学になって診察時の様々な情報を記すために、
カルテというものが使用されるようになりました。
カルテにはその時の患者の生体情報だけでなく、
診察の内容や処方されたお薬まで、
医師法に定められた内容に沿って、
多くの情報が記述されています。

"Karte"

カルテは元々「Karte」と表記されるドイツ語で、
英語の「card」に相当する言葉とのことです。
医学の分野では、明治時代にドイツから伝わってきたモノが
今でも数多く残っており、カルテもその一つです。
そのため、カルテの内容はドイツ語で記述されていました。
今は英語でも記述されているようです。
Karteは日本語訳としては診療録が当てられており、
録という言葉が示しているように、
残すことを目的として記述されたモノになります。

カードという意味からもわかるように、
元々は医師が手書きで記録していましたが、
このカルテも情報化社会にのり、
ここ10年ほど前から、電子化されるようになりました。

膨大な量のデータの管理は、
コンピュータが得意とするところです。
保管・整理・検索によって、
患者一人一人の情報がきちんと保存され、
必要な時に探索することができる、
と、予想されていました。
しかし、
現実にはなかなかそのようには運用されていないようです。