2011年4月3日日曜日

『自分と向き合うデザイン』

 食べられる餅



日頃の行動から、想像力を働かせることができます。
「今、○○をやったら、これは××になるから、
 その時に△△できるように□□を用意しておこう。」
という具合に。

想像力、という言い方をすると不思議なモノに聞こえますが、
例えば、将棋やチェス・囲碁などでは、
如何に相手の手筋を読むかが、
勝敗を分けるポイントになったりします。

手を読むとはいっても、
勿論、あくまでも想像の中でしかありません。
ただそれは、当たるも八卦当たらぬも八卦、
というような、運任せなものでは無く、
様々なデータを補完することによって、
より、精度を高めて行くことができるものです。
過去の対戦の流れ、
得意な手筋、
相手の性格、
今の気分・・・などなのでしょうか。
実際の棋士さんに伺わないとわかりませんが、
素人の私が考えても、
考えられること、は沢山あります。
将棋では、
表現される舞台は将棋盤の上、
表現するモノは将棋の駒、と決まっています。

しかし、現実の社会はどうでしょうか。
勿論そんな風には決まっていません。
考えるべき要因・要素も、
溢れかえっています。
もし、機器に頼るのなら所謂スーパーコンピュータ、
などと呼ばれるモノが登場するところです。
人間が行う場合は、どこかで線引きをする必要があります。
考えるべき対象と、
考えるべき範囲を、制限しなければいけません。

人間は考える事ができる生き物なので、
沢山のことを考える事は可能です。
しかし、デザインで言うところの、
想像力は、
考えた結果を行動に移さなければ意味がないのです。
考えただけで終わってしまうのなら、
それは結局何も残さないことになります。
創造につながらない想像は、
絵に描いた餅です。
デザインは絵に描いた餅を食べられるようにすることです。