2011年4月4日月曜日

『自分と向き合うデザイン』

 節電を思う



久しぶりに、夜道が暗いと感じました。
街頭が無く、車が通らないだけなのですが、
本当に暗い。
びっくりするくらい暗い。
世の中って自然だとこんなに暗くなるんだ、と、
改めて認識させてくれるくらい、
本当に真っ暗になるものです。
田舎育ちの私にとって、
夜、暗くなる、という現象は、
極めて自然で、当たり前の事だったはずですが、
名古屋・川崎・大阪と移り住んでいるうちに、
そんな当たり前の事も忘れてしまっていたようです。

人間などの生物には、
体内時計と呼ばれる、時刻を認識する機能があります。
人間の体内時計の一日はおよそ25時間と言われており、
普通に考えれば、
1時間/1日、のペースでずれていってしまいそうです。
でも、実際にはそんな風にはなりません。
なぜでしょう。
答えは、朝日にあるそうです。
朝日を浴びることでそこから一日が始まる、と、
身体が認識し、誤差を修正するため、
規則正しい生活が送れるのだそうです。
そう、逆に言えば、
きちんと朝日を浴びないと、
一日のリズムはどんどん狂っていくことになります。

今回の節電を受け、
世の中は、これまで以上に電力を意識するようになりました。
そこにかけている情けは、
きっと、被災地へ向かい、
環境へ向かい、
自然に向かい、
自分に還ってくるのだと思います。
夜勤で働くことに意義のある職種も多いため、
必ずしも夜中の電力をカットすることが
良いわけではありませんが、
体内時計のことなどちょっと思い出しながら、
朝日を浴びるために夜早く寝る、
そんな風に考えるのも良いのかも知れません。