2012年1月7日土曜日

『自己を見つめるデザイン』

 手本となるモノ



そもそも(?)、私が受けてきたデザインの授業は、
2種類しかありません。
1)先生が作品を示しながら、それについて話しをされる。
もう一つは、
2)学生がプレゼンテーションを行い、それの講評を聞く。

いずれも「話し」が中心です。
それが普通のことであり、
それで大丈夫なのだと思っていたのが大きな間違いでした。

90分間話す、ということが如何に難しいことか。
しかも、相手の興味をひきながら話す、ということは、
本当に難しいことなのだと、
1回目の講義を終えた時点で思い知りました。
(いえ、終える前に思い知りました)

私はこれまで授業を見過ぎてしまったのでしょう。
90分間話し続けることが、普通のことだと思い込んでいました。
世の中を見渡して見れば「3分間相手の興味を引く方法」、
などという本が出ているわけですから、
その30倍もの時間、相手の興味を引くことが、
如何に難しいことか、すぐにわかりそうなものです。

これはまずい!とすぐに思い立ち、
「話術」に関する本を、数冊、付箋を付けながら読み込みました。
頭の中は「来週までに何とかしなければ」という思いで一杯です。
しかし、意外とこれがうまく働かない。
書籍の内容はわかりますし、
それで何とかなりそうなこともわかるのですが、
どうにも素直に受け入れられない。
なぜか?
それは、その本が、どのように話せば良いのか、
ということを目的に書かれたものだからなのだと気が付きました。

改めて、自分がすべき事は
「講義をデザインすること」なのだと考えた時、
自分がこれまで受けてきたモノ、
それを手本とすべき、ということはわかりつつも、
それを如何に実現するのか、ということが問題でした。