『自己を見つめるデザイン』

 速度比較


現在では、インターネットの速度、
ネットワークの通信速度は、
以前に比べてとても早くなっています。

ここでは、あまり正確な表現は関係ありませんが、
一応ネットワークの速度について、
もう少しだけまとめておきます。

速度とは、
物体が単位時間にどれだけ移動したかを表す量、
のことを指します。
ネットワークでは一般的に、
物体=データ:1bit、
単位時間=秒:1s、
となっており、通信速度は、
"bps"
という単位で表されます。

そのため、各社はこういった値を出して、
ウチはこんなに早いですよ!と宣伝していますが、
この数字を見ても、他社との比較でしか類推できないため、
最近では、音楽データがどのくらいの時間で、
映像のデータがどのくらいの時間で見られるか、
ということを指標にしているところが多いようです。

そんなデータの通信速度を上げるために、
最近では光ファイバーを使った方式が広がってきました。
そのため、音楽はもとより、映像も画質さえ気にしなければ、
かなりの速度で閲覧可能になりました。
この光ファイバーの通信速度は約100Mbpsと言われています。

この辺の詳しいことは、
それこそ多くの方が説明しているので、ここでは省きます。
細かいことは後からまとめますので取り敢えず先に進みます。

では、以前はどうだったのでしょう。
私がインターネットに初めて触れたのは、
以前もちょっと触れましたが、
今から約16年前、1996年になります。
その頃、私が所属していた大学がどの方式だったのか、
正確には覚えていませんが、
多分、ISDNだったのではないかと推測されます。
(違っていたらごめんなさい)
ISDNとは、Integrated Services Digital Networkの略で、
サービス総合ディジタル網と呼ばれているようです。
気になる(?)速度の方ですが、
ISDNの速度は約128kbpsと言われています。
大きさが違いすぎるので比較がしづらいですが、
結論から言ってしまうと、
ISDNは光通信の約800分の1、
つまり、現在の速度は、当時の速度の、
800倍の早さがあることになります。

今なら1秒で表示されるモノが、
800秒、つまり、約13分かかることになります。
書いてて思いましたが、
これはやっぱりすごい違いですね。

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