『自己を見つめるデザイン』
ダンボールハウス
できると思っていても意外とできない。
様々な場面で多く人のが体験することだと思います。
絵には描けたけど、
実際につくってみようとすると難しい。
例えば、昨年見学させていただいた授業の中に、
ダンボールで家をつくる、というものがありました。
つくる前にグループ毎に完成予想図を描かせ、
今度はそれを実際につくってみる、
というものです。
これがとても難しい。
何が難しいかというと、
完成予想図のようにできない。
なぜできないか?
例えば、
壁が立たない。
天井が乗らない。
入り口を開けられない。
人が生活できるだけの空間をつくることは、
意外と骨の折れる作業です。
屋外でつくったわけではないので、
自然の猛威に曝されることはありませんでしたが、
平らな場所にただ建てるだけ、
にも関わらず、
その「ただ建てる」ということが
本当に難しいようでした。