『自己を見つめるデザイン』

 当時の「空き地」


引っ越し後に出る、
大量のダンボールは良い遊び道具でした。
そして、それと同時に、
引っ越し先の家の近くに、
空き地や、資材置き場、
神社の敷地、など、
新しい「場所」を探すのも、
楽しみの一つでした。

小学校低学年の頃の記憶ですので、
極めて断片的でしか有りませんが、
所謂「探検」が好きだったのだと思います。
屋根がかかっているようなところを見つけ、
隠れられないか(何から?)試してみたり、
そこら辺に落ちているモノを被せて、
隠すことができないか(何から?)実験したり、
そんなことをやっていました。

勿論、そんなことをやっていれば、
怪我をします。
ダンボールを切るときに手を切ったり、
何かの間に挟んだり、
本当に良く怪我をしたと思います。
例えば、小学生の頃、
大きな石材を扱っている資材置き場で、
石をどけて空間をつくろうとしていたとき、
うっかり、
左手の人差し指を石と石の間に挟んでしまいました。
痛いのなんのって、もう、本当に、
必死に泣くのをこらえながら家に帰りましたが、
その日の夜、お風呂に入っているとき、
手をお湯に沈めると同時に、
爪がプカァ〜と浮いたのを覚えています。

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