『Consilience Design』

 Collaboration



Interdisciplinaryという単語は、
含みはありつつも、一般的には「学際的な」と訳されています。
逆に手元の辞書で「学際的な」とひくと、
もう一つの単語が出てきます。

“Collaboration”

コラボレーション、という言葉はカタカナ語として良く耳にします。
一般的な意味はよく知られているそのまま、
「共同して働く、合作する」などです。
では、語源を見てみましょう。まずは、”Concise Oxford Dictionary & Thesaurus“。

C19: from L. collaborat-, collaborare ‘work together’.

work、確かに働くので、ワークなのですが、、、
違和感を感じたので、リーダーズ英和辞典も見てみると、

L col-(LABOR)

”labor“???つまりは労働???
“co- + labor”で、共に労働するわけです。
勝手なイメージでしかありませんが、
ブルーワーカーな印象が強くなり、
研究・教育とのつながりが薄れるように感じます。

と、ここまで書いてから、一つのことに気が付きました。

研究室に対して一般的に用いられる英語名は、
”Laboratory“。
思いっきりLaborでした。

そんな中、当研究室名の最後に付いているのは、
“Studio”です。

この言葉についてはまた次の機会に。

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