『Consilience Design』   

 re-



"consilience"をOxfordで見てみると、
下記のように語源が書かれています。

Mid 19th century: from con- + Latin -silient-, -siliens 'jumping' (as in resilient- resilient), after concurrent.

以前、前半部分に関して言及しましたが、
後半を見てみます。

as is resilient- とあります。
ということで"resilient"へ。

C17: from L. resilient- 'leaping back', pres. part. of resilire (see resile)

日本語の訳を見てみると、
「はね(飛び)返る、弾力のある」等の訳になっています。

ここで気になったのは、
"leap"と"jump"の違いですね。
こういう感覚的な部分において本当に弱いなと感じます。

ちょっと調べてみると、やっぱり出てきますね。
 jump:跳ぶ、という跳躍の動作に重点が置かれているとのこと
 leap:大きな変化、急激な変化量を意味しているとのこと
 spring:特定の方向に向かって突然、素早く動く(おまけ)

・・・あれ?!consilienceよりも大きいの?!
とも思えてしまいますが、
多分、何に重きを置いているか、ということの違いですね。

consilienceは「一緒に飛び跳ねよう!!」という想いに重きが、
そして、
resilienceは「跳ね返る」という意味からも、
逆に変化する、
というベクトルの向が重要、という想いに重きがあるように感じます。

このブログの人気の投稿

『命と向き合うデザイン』 

 "形而上と形而下"

Method: IMRADとは何か。何がIMRADか。

風で飛ばない秋桜