『Consilience Design』
Studio
"studio"とはそのまま"study"が元になっているようです。
”Concise Oxford Dictionary & Thesaurus“も
リーダーズ英和辞典もほぼ一緒です。
C19: from Ital., from L. studium (see STUDY).
では、このstudyにはどんな意味が?
英語を習い始めた最初の頃に学習する単語であり、
意味はもちろん「勉強、研究」ですね。
しかし、interdisciplinaryでも見てきたように、
ただ勉強や研究とは言っても、
「どんな」勉強や研究なのか、
ということは、語源から垣間見えるはずです。
まずは、”Concise Oxford Dictionary & Thesaurus“から。
ME: shortening of OFr. estudie (n.), estudier (v.), both based on L. studium 'zeal, painstaking application'.
最後に三つも並んでますね。
「熱意、勤勉な、没頭」という感じでしょうか。
続いて、リーダーズ英和辞典です。
OF estudie(r) (L studium diligence, studeo to be diligent)
こちらも「勤勉な」が見て取れるのですが、
ちょっと気になったで、このdiligenceを更に見てみると。。。
OF<L (diligo to value, love)
LOVE!!
英語で言うところの"love"は、
日本で言うところの「愛」ではない、と、
私は感じているのですが、
それはまた別の機会にまとめます。
何はともあれ、
"studio"についてまとめてきました。
その語源がstudyということは納得できるわけですが、
更に、その奥に"love"が潜んでいたことに驚かされました。
studyとはただ勉強したり研究するのではなく、
そこには対象へのloveが必要なのだ、ということなんですね。
"Consilence Design Interdisciplinary Studio"とは、
そんな言葉で固められた場所です。