Result: IMRADの構成から明らかになったこと


introductionからdiscussionまでの四段構成は、
②と③、
①と④で組みになることがわかりました。
ここから言えることは、各順番は①、②、③、④、
ではない、ということです。
②と③を書き、
そこから考えられた④を書くことで、
初めて①を書くことができます。
構成を理解すれば、至極当然のことではありますが、
普通に考えれば、順番に書いていくもの、
と感じてしまいます。

②→③→④→①という流れは、
①が最後に行っただけ、とも言えますが、記述する側から考えると、
容易なものから、困難なものへ向かう流れとも言えます。
また、別な見方をすると、
この流れは、文章の流れが、
スタートからゴールに向かってただ進むだけではなく、
ぐるっと回って最初に戻ってくる、という言い方もできそうです。

そして、それこそが、日本語の文章の書き方としては
なかなか教わらない部分でもあります。

このブログの人気の投稿

『命と向き合うデザイン』 

 "形而上と形而下"

『命と向き合うデザイン』 

 新・デザインについて−4

風で飛ばない秋桜