‡ 現代におけるAIを考えてみる② ‡

AIまたはAI技術について、
書籍を読んでいく前に、
まずは、自分自身の「考え」をまとめておきます。

AI・人工知能という言葉を聞いた時の素直な印象としては、
「機器が自分で考える」というものです。
では、自分で考える、とはどういうことでしょうか。
思う、でも、感じる、でもなく、
考える、ということは、少なくとも、
生まれてすぐの子供ができるようなことではなく、
人間であるならば、それまでの生活の中で得てきた、
経験や知識を用いて、
対象の時間軸・空間軸について可能性を吟味する、
というような言い方ができるかと思います。

では、そのようなことを機器が実際にできるのか、ということになりますが、
それを証明することは難しいです。
ということで、「そのようなことを機器が実際にできない」ことを考えてみます。

本を読み終えた時に、その答えを自分が導き出せているかどうか、
が自分自身にとってのこの本の価値、ということもできます。

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