‡ リバタリアン・パターナリズム⑤ ‡
リバタリアンパターナリズムとは、
デザインの中では至極当然なこととして行われてきたこと、という認識です。
アフォーダンスとはベクトルが異なる気がしますが、
自身の理解としてはそれで良いように感じます。
このことを踏まえ、改めてアフォーダンスを引っ張り出してみましょう。
アフォーダンス(affordance)とは、
環境が動物に対して与える「意味」のこと、とのことです。
「与える、提供する」という意味の英語 afford から造られたそうですので、
リバタリアンパターナリズムよりも積極的見えます。
リバタリアンパターナリズムで言うところのナッジ(nudge)とは、
直訳すると「ひじで軽く突く」という意味らしく、
直訳すると「ひじで軽く突く」という意味らしく、
人々が強制によってではなく、
自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語、とあります。
デザインの立場から、
言葉を捉え直さなければならないと感じました。