† 夜の明るさ †

2011年の春、
福井に引っ越した際に、
世の中では「計画停電」という言葉が使われていました。
計画的に電気を使う、というよりも、
できるだけ無駄に電気を使わない、という意味合いでした。

その時に私が福井で見た夜の景色は、
まさに、真っ暗、です。
無駄な照明など一切ない、
むしろ、必要な照明すらついていない、
そんな印象を受けるほど、
夜とは暗いものなんだ、ということを改めて感じさせられるほどの、
闇に包まれていました。

今、岡山に引っ越してきて、
さっき、少し外に出てみました。
一歩路地に入ると、、、何も見えない。
あぁ、こういう土地なのか、
と、その時に、肌で感じることができました。

この感覚は自分にとって大切なものだった、と、
改めて認識させられました。

ここで、自分に何ができるのか、
自分には何ができないのか、
恐怖と喜びの両方が溢れています。

全ては、自分がやるかどうか、
ここにはそれしかありません。

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