アイコンの時代性


街中を歩いている時に、
写真の看板を見つけました。

取り扱っている商品を、アイコンを用いて示している、
のだと思われます。
残念ながら店舗の中は確認できなかったので、
実際の商品がどのようなものかはわかりませんでした。

アイコン、ということは、
元になるモノがあり、
それを示しているわけですが、
では、これらのアイコンは何を示しているのか。

左は、天体観測などに用いるような望遠鏡だと思われます。
右は、、、私は秤だと推測したのですが、
どうでしょう。

現在、重りとのバランスから重量を明らかにする秤は、
もうほとんど使用されていません。
これが秤のアイコンであった場合、
いつかは完全にわからなくなってしまう、
ということがあります。

電話を示すアイコンもそろそろ同様のことが言えそうです。
ダイヤル式のものはもちろんのこと、
もうすぐ、受話器も意味がわからなくなることでしょう。

アイコンの変化から、
その時代時代のモノの変遷が見えそうです。

このブログの人気の投稿

『命と向き合うデザイン』 

 "形而上と形而下"

『命と向き合うデザイン』 

 新・デザインについて−4

風で飛ばない秋桜