把手に宿る


写真の把手はある宿泊施設のものです。
古くからある施設で、
現在でも大変綺麗な状態で保たれています。

そこの廊下を歩いている時に、
この把手が並んでいるのが見え、
金属部分と木部分、それぞれの使い込まれた感じや、
それによって生じる色艶の変化などがとても印象に残りました。

この上品な佇まいは最初からのものなのか、
時間とともに生まれたものなのか、
そんなことを考えさせられました。

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