身体で理解する


その場所を知る方法は色々とあると思います。
例えば、先日は、焼き物から土地柄に触れられないかと、
備前焼を見に行きました。
また、別の日は、デニムを見に児島へ。

そして、今回は、瀬戸内市に触れるべく、
ロードバイクの企画に参加してきました。
ちょうど良さそうなのがある、と教えていただき、
二人で参加。無事に完走することができました。
久しぶりに60kmを超える距離を乗ることができました。

いくつかのことがわかりましたが、
その一つに地形があります。

岡山県は非常に平らな平地が続く土地柄です。
変な表現に聞こえますが、本当に平らな土地なのです。
平地部分を走っていると、休むことができないことに疲れる、
という、今までの経験から考えると不思議なことが起こります。
ある程度のアップダウンがあれば、
それを元に休憩を入れるという発想が生まれますが、
ここは、とにかくずっと走ることができるため、
休むタイミングを見つけることが難しくなります。

そんな平らな地と聞き、これまで一部はそういう経験もできましたが、
今日走った場所は、そんな平地部分と、
試されるような山地部分でした。
走ることはできるが、休みたくもなる、
そんな思いが多くの人に過ったようです。

幸いにも私たちは走って完走することができました。
こうやって、身体で理解する、ということも大きいように感じます。

色々なかたちで人に触れ、文化に触れ、土地に触れ、歴史に触れる。
本当に楽しい時間です。

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