個と群


日蓮宗ということで、
束になったお線香に火をつけてお供えした時の様子です。

煙を、空気中に微粒子が浮遊している状態だと考えると、
そのシーンを写真に撮るということは、
微粒子の群としての動きを切り取っている状態です。

それこそ、高解像度のカメラなら、
一つ一つの粒子も見えるようになるのかもしれませんが、
写真に求めていることは、
個々の粒子の瞬間を捉えることではなく、
群としての動きを捉えることです。
そのために必要な要素は何か、を考えなければいけません。

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