『命と向き合うデザイン』
文章を越えて
HTMLは、文章に対し、
hypertextとして、
構成をlineからwebへ、
markup languageとして、
表現をtextからtypographyへと、
変化させました。
文章の内容を理解するためには、
「読む」という行為が必須です。
しかし、
HTMLは
この二つの概念によって、
当初の目的から飛躍し、
文章は文章でありながら、
文章を越える存在、
今、一般的に認識されているように、
表現系としての価値を獲得しました。
web化されることで、
線から面へと表現が広がりますが、
認識する対象が文字列、
つまり文章である限り、
内容を理解するためには、
線形に認識するしかありませんでした。
しかし、ここに、
typographyとしての要素が加わる事で、
「読まなくても理解できる」モノ
が生まれました。
typographyとは、
graphic designの大きな分野の一つです。