『命と向き合うデザイン』
3つの柱
勝手な解釈を続けます。
syntax:統語論と
semantics:意味論を、
semiotics:記号論の分野として考える場合、
三つ目の論が必要です。
二つでは、
モノは支えることができません。
もう一本の脚は、
pragmatics:語用論です。
SYNTAX
SEMANTICS
PRAGMATICS
この三論は、
何れも関係論になります。
統語論:記号 × 記号
意味論:記号 × 指示物 or それによる反応
語用論:記号 or 言語的表現 × 使用者
統語論(syntax)は、
「記号」と「記号」の間にある形式的な関係。
意味論(semantics)は、
「記号」と記号が「指示したモノ」、または、
「記号」と記号が「引き起こした反応」との関係。
語用論(pragmatics)は、
「記号」と「使用者」、または、
「言語的表現」と「使用者」の関係。
プログラムなどで語られる言葉に、
syntaxとsemanticsしかないのは、
pragmaticsが使用者との関係を
言及している分野だからでしょうか。
しかし、
三論をもって確立している論理体系が、
一つの分野を欠いて、
成り立つことはあり得るのでしょうか。