『命と向き合うデザイン』
2)HTML、との出会い
十数年前の夏休み、
Gマークの学生バイトから帰って来て、
最初に受信した師からのメールのタイトル。
今でも覚えています。
『激怒』
???なぜ???
ではないですね。
学部のWebサイトをつくるはずだった子が、
結局つくれなかったらしいことを、
バイト中に風の噂で聞いてしまっていた私。
(そんなの、噂だ!と思っていたかった私)
メールの内容は、
「なぜまだ学部のサイトができていないのか!」、
とのこと。
「了解しました」と即、返信をし・・・。
?何?何?どうすれば良いの?
?何やれば良いの?
?どっから手、つけるの?
?っていうか、Webサイトつくるって・・・、
?どういう意味よ?
みたいな混乱は一瞬のことで
「兎に角つくる!」に頭を切り替え、
書籍と人とWebと気合いと体力に縋り、
なんとか形をつくったことを覚えています。
(当時助けてくださった皆様、ありがとうございました)
そんな学部のサイトも数年前に刷新され、
今ではもうその頃の痕跡は全く残っていません。
当時としては珍しいくらい、
アイコンや写真といったグラフィックを多用し、
わかり易いインターフェイスだったと思います。
(「考え」ていないから「思う」のではなく、
記憶に頼っているという意味での「思う」)
そんなHTMLを考えてみます。