『命と向き合うデザイン』 

 モデルの美しさ


If you feel a mock-up model is beautiful, it depends on your subjectivity.

There are some kinds of human. Type-1 has never seen a mock-up model. Type-2 has seen a mock-up model. But they haven’t made it. Type-3 has seen and made a mock-up model. They get the different impression when they come in contact with mock-up model.

Type-1 maybe feel a model is simple object made of paper. But, if they carefully look at a model, they notice that this model was made politely.
Type-2 can compare previous model with this model. Even if they aren't related to design, they can do that. It’s quite obvious.
Type-3 feels different emotion. They compare this model with their model. And they think which is beautiful.

The beauty of model is not beauty of design. It’s beauty of model itself. The beauty is supported by one element. It’s nothing special. The element is polite work. Of course, there are many essential elements to make a beautiful model. But, the polite work is one of the most important elements.

The polite work

Necessary thing is not skill with the hands but aiming at your opponent’s face.



ペーパーモックアップモデルに
美しさを感じるのは、
主観によるものです。


モデルを見たことがない人、
モデルを見たことはあるが、つくったことはない人、
モデルをつくったことがある人、
などに分類されます。
それぞれの人にとって、
モデルに接した時の印象は異なります。

見たことがない人にとっては、
紙でできた立体物、
くらいにしか思えないかもしれません。
でも、
よく見るとその精度に
驚かれることはあるかも知れません。

つくったことはないけど、見たことはある、
という人にとっては、
過去に見たモノと比較することになります。
デザインに関わっているかどうかは関係なく、
モデルの美しさを比較で求めることは容易です。
まさに一目瞭然です。
美しいか、そうでないか。

最後に、
つくったことがある人がモデルを見る場合、
そこには他の人とは違う認識が生まれます。
自分がつくるモノと、
今、目の前にあるモノ、
どちらが美しいか、
という認識です。
ここで、
考えなければいけないことは、
モデルの美しさとは、
実は、
造形の美しさではなく、
モデルそのものが
美しいかどうかと言うことです。

この美しさを支えている一つの要素は、
実は特別なことではありません。
それは、
丁寧につくられているかどうか、
ということです。

勿論、
それ以外にも様々な要素がありますが、
美しいモデルをつくるための
最も重要な部分を占めているのは、
「丁寧さ」ということです。

丁寧な仕事

そのために必要なことは、
手先の器用さや、
テクニックなどではなく、
ただ美しいモノをつくりたいという、
正眼の構えだけです。

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