『自分と向き合うデザイン』
認証
自分自身に固有の生体情報を考えてみます。 指紋・声紋・虹彩など、 昔から言われていたものに加え、 静脈のパターンなども数年前加わりました。 これらは個人によって異なり、 さらに、変更することが困難であることから、 認証に用いられるようになりました。 しかし、例えば、 B級映画などでよく出てくるように、 変えようと思えば、変えられます。 変えたい相手の皮を被ったり、、、 という方法になるようですが。 その点から考えると、 静脈認証は変更が難しい点で優れているようです。 これらの認証方法は、 以前は警察が犯人の特定のために用いたり、 大変強固なセキュリティを誇る建物などに用いられていましたが、 最近では携帯電話はパソコンの認証に藻と、 もっと一般的に用いられるようになりました。 今後、ソーシャルネットワークにおける認証必要性が高まり、 生体情報による認証が一般化すれば、 ますます需要は増えていきます。 その時に、「可変な情報」と「不変な情報」を、 どのように扱っていくのか、 ということが、個人の生体情報管理の上でが重要になります。