『自分と向き合うデザイン』
幕引き
大変お世話になった方の幕を引く役の一端を、 担わせていただきました。 大変に寂しい気持ちになることですが、 それでも、 恩を受けた者の役目として、 果たしていかなければいけないことです。 人は一人では生きていけない、 という高尚な意味ではなく、 本当に単純に、 人は様々な人と関わって生きていきます。 教えを受ける、というものから、 ランチをつくってもらう、というものまで、 本当に様々なかたちで、 様々な人たちと。 そして、自分が一番年長にならない限りは、 常に誰かの幕を引く役を担う可能性を持っています。 その時に、喜びの笑顔と喜びの涙の中で 送り・送られる、 そんな素敵な場面をつくっていけるような人間になりたい。